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95%が「給食」2015年市民アンケート

こんにちは、横浜にも中学校給食があったら「いいね!」の会です。

私たちは、中学校給食の実施を求めて2013年から活動している市民グループですが、横浜市はなかなか実施してくれず。現在も絶賛活動中です。

今回は、私たちが2015年に行った「横浜市民アンケート」について紹介したいと思います。アンケートは2015年2月15日~8月31日に実施し、総勢3372人にご協力をいただきました。

給食やってほしい?

中学校給食をやってほしいか】との質問についての回答は以下の通り。

「はい」 95.7% (3227人)
「いいえ」 2.4% (81人)
「その他・不明」 1.9% (64人)   

やってみてびっくりでした。圧倒的多数の95.7%もの人が給食をやってほしいと望んでいるという結果でした。

アンケートを集めていてよく聞いたのは、「昔からないよね」「昔にも署名をしたことがある」との声でした。

横浜市民は長いこと給食をやってほしいと思っているし、それを実現するための行動を続けてきたんだなぁと、過去の取り組みに改めて触れた思いでした。

どんな給食がいい?

どんな給食ならやってほしいか】(複数回答)の回答ベスト5はこちら。

①栄養バランスのとれた、健康に良い【1087】
②自校調理方式、給食室で作る、作り手が見える【659】
③小学校のような【519】
④あたたかい、できたて【435】
⑤安心・安全な(放射能・アレルギー対策、無農薬・無添加・衛生面など)【285】

横浜市の小学校の場合、基本的には学校に調理室があって給食を調理・提供しているので、②と③の回答は極めて似ている要望かと思います。

「どんな方式でもいいから早くやって」「とにかく給食をやってほしい」という声も伺いましたが、そういう方々でも、上位にある回答を寄せてくれました。

多くの保護者・市民は、子どもたちの口に入るものですから、できるだけ、小学校のような、温かくて作りたての、おいしい給食ができるように検討して欲しいと願っているのだと分かりました。

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初めてのアンケート、やってみて

いち市民たちが集まった、いち市民団体として、市民全員を対象にしたアンケートは本当にハードルが高いものでした。私たちメンバー自身も、子育てや仕事をしながら、お金や時間を使って活動をしているからです。

それでも、やはり市民の願いをきちんと表わすことは大事だと、たくさんの工夫をしました。

メンバーは、それぞれの友人・知人にたくさんお願いして回りました。

つながりのある市民団体は、メンバー全員にアンケートを配布してくださいました。また、行きつけのお店など地域の業者さんも、店先にアンケートを置いてくださるなど、ご協力くださいました。

横浜市っておかしいよねってことを多くの方に知ってもらいたいと、街頭でのアンケート集めにも挑戦しました。なかなか勇気のいる行動でしたが、やってみると意外と楽しくて、元気づけられました。


会の活動はすべてボランティア、運営は募金で賄っています。仕事と子育てといっぱいいっぱいのメンバーを、みなさんの力で支えていただければ幸いです。