#043 フロントサイド(8):JavaScript入門5(オブジェクト)
ビギナーのためのJavaScriptオブジェクト入門
オブジェクトとは?
オブジェクトは、関連するデータと機能をひとまとめにしたものです。現実世界の「物」をプログラムで表現するのに適しています。
例えば、「本」というオブジェクトを考えてみましょう。本には「タイトル」「著者」「ページ数」などの特徴(プロパティ)があります。
オブジェクトの作成
let book = {
title: "JavaScriptの基礎",
author: "山田太郎",
pages: 300
};
この例では、book というオブジェクトを作成し、title、author、pages というプロパティを持たせています。
プロパティへのアクセス
オブジェクトのプロパティにアクセスするには2つの方法があります:
ドット記法
console.log(book.title); // 出力: JavaScriptの基礎
ブラケット記法
console.log(book["author"]); // 出力: 山田太郎
プロパティの追加と変更
// 新しいプロパティを追加
book.publishYear = 2023;
// 既存のプロパティを変更
book.pages = 310;
console.log(book.publishYear); // 出力: 2023
console.log(book.pages); // 出力: 310
メソッド
オブジェクトには関数も持たせることができます。オブジェクトに属する関数を「メソッド」と呼びます。
let book = {
title: "JavaScriptの基礎",
author: "山田太郎",
pages: 300,
summary: function() {
return `『${this.title}』は${this.author}によって書かれ、${this.pages}ページあります。`;
}
};
console.log(book.summary());
// 出力: 『JavaScriptの基礎』は山田太郎によって書かれ、300ページあります。
ここでの this は、このメソッドを持つオブジェクト自身(この場合は book)を指します。
オブジェクトの使用例
オブジェクトは複雑なデータ構造を表現するのに適しています。例えば、ユーザープロフィールを表現するオブジェクトを作ってみましょう
let user = {
name: "鈴木花子",
age: 28,
email: "hanako@example.com",
hobbies: ["読書", "旅行", "料理"],
address: {
city: "東京",
postalCode: "100-0001"
},
introduce: function() {
return `私の名前は${this.name}で、${this.age}歳です。${this.hobbies.length}個の趣味があります。`;
}
};
console.log(user.introduce());
// 出力: 私の名前は鈴木花子で、28歳です。3個の趣味があります。
console.log(user.address.city); // 出力: 東京
まとめ
オブジェクトは関連するデータと機能をまとめる方法です。
プロパティ(データ)とメソッド(関数)を持つことができます。
現実世界の「物」や概念をプログラムで表現するのに適しています。
複雑なデータ構造を簡潔に表現できます。
オブジェクトを使いこなすことで、より構造化された、管理しやすいコードを書くことができます。
終わりに
少し長くなったので、ここで一旦お話をクローズさせて頂きます。
自分自身の学習記録帳のため、乱雑な文章になっている可能性があります。
申し訳ございません。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
私も皆さんのnoteを拝見させて頂いて、多くの気づきを得ています。
本当に感謝🙏です。
今後ともよろしくお願いします。
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