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「話し方の悩み」読むだけで解決マガジン

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社団法人日本プレゼン・スピーチ能力検定協会で、公式セミナーで実践によって獲得してきたノウハウを、特に読むだけでも会得できる10タイプの悩み解決を10の記事にして、マガジン化しまし… もっと読む
1記事300円を10編集めて<総文字数2万5千字>、合計3,000円のところ、期間限定で(2023… もっと詳しく
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記事一覧

人前での話し方やスピーチは、テレビ放送と同じ。小道具や写真・テロップを動員して、聞き手の目に情報を送りましょう。 (10選①)   

人前で話す時は、話す側と聞く側がどのような コミュニケーションを取るのかという、基本を 学校で教えてもらっていないので、みんな苦労 しています。 聞く側は、これから話す人はどのような人で どのような話をするのかと、じっと見ています。 これに対して話す側は、せっかく相手が見て いるのに、声と言葉だけで伝えようとします。 ここにコミュニケーションのすれ違いが 生じているのです。 つまり、スピーチや話し方は、声と言葉だけで 伝えるものだと思い込んでいるからです。 テレビと同じように

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賢い人は密かに行なっている「口のストレッチ」 口を大きく的確に動かすと、誠実さと頼れる力をアピールできる。 (10選②)

走る前に脚のストレッチをするのは、当たり前になっていますね。 脚の筋肉を滑らかに動かすためだと、学校で教えられて以来、多くの人は 普通に実行してきました。 では、話をする前に口の筋肉をストレッチしていますか?と、聞かれたら どうでしょう。みなさん首を傾げて「いいえ」と答えるでしょう。それは、話すことが筋肉運動だとは認識していないからです。 では、話すためのメカニズム、肺呼吸から、出口の唇までの流れを見ていきましょう。 (1)鼻から空気を吸って、肺に溜めます。 (2)言葉を発声

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ギャップは声から。豊かな声量で話せば、芯の強さと信頼感をアピール。腹式呼吸をマスターする。 (10選③)

初対面同士がコミュニケーションをはじめる時、まだ挨拶も 交わしていない段階から、相手の様子をうかがいだします。 ちらっと盗み見するようにして、一瞬で入ってくる情報を 「印象」に置き換えて、最初の判断をします。 これは、人類以前の動物のDNAの影響を残している、原始脳(扁桃体の領域)が、防衛本能を発揮させたのです。 敵と遭遇した時に瞬時に相手の脅威を察知するためには、パッと見て判断しなければなりません。自分と比べて大きい図体とか、破壊力のありそうな武器を持っているとか、視覚情

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「えーと、あのー」の口癖を90% 治す方法、教えます。 (10選④)

口癖が多いと、「えーと、あのー」が聞く人の耳障りに なって、話の理解の邪魔をすだけでなく、不快感まで 与えるので(1)話す内容がまったく伝わりません。 しかも癖ですから、無意識に出てしまいます。 いちばんの問題は、自分が口癖が多いと気づいていなくて、 無頓着に悪い癖を放置したままな態度が伝わって、 (2)人として、だらしない印象を与えていることです。 そこで、一度だけでいいので、自分の口癖のチェックを してください。 ✅スマホのビデオカメラを使って、2分間の 自己紹介を撮影

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スピーチで原稿が飛ぶ!を回避する、鉄板の練習方法を獲得する。 (10選⑤)

スピーチが苦手な人が陥りやすい罠は、 たったひとつ、原稿に縛られることです。 頭の中に入れた原稿の文章を思い出そうと、 斜め上を見て 困っている状態をよく見かけます。 原稿通りに話そうとすると、「て・に・を・は」に まで覚えた通り忠実に再現しようとして、 無駄な苦労をしているのです。 つまり、原稿を100%覚えて100%話そうとするから 細部や枝葉にまで意識が向いてしまうのです。 その結果、話の中身の重要度や優先度が おろそかになり、 何がいいたいのか、未整理のままに話してし

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人前で話す原稿の作り方は、読み原稿とは異なる。オープニング・メッセージ・クロージングの三部構成が王道。 (10選⑥)

人前での話やスピーチの原稿は、小説や論文などの読むための原稿作りと 根本的に異なります。 なぜなら、小説や論文は読もうとして手にとっています。読む気がある人が、能動的に読んでくれるのです。 ところが、人前での話やスピーチでは、聞く気になっている人は少数で、多くの人は聞こうとはしていません。頭の中は別のことを考えながら、聞くともなしに聞いています。 そんな人たちを聞く気にさせることから始めなければなりません。 三部構成は、漫然と聞いている人に、したたかにメッセージを届ける手

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話下手でもできる「この人の話を聞いてみよう !」の気持ちにさせる、3つのアプローチと最初のキラーワード。 (10選⑦)

コミュニケーションの基本は、相手の受け取るチカラを活用することです。 伝える側が、伝える中身を100%表現しなくても、 相手が分かろう・理解したいという思いで受け止め てくれれば、70%のアウトプットでも、120%の 伝わり方をします。 一見、こちらだけが一方的に伝えるスタイルの、 スピーチやプレゼンテーションであっても、 相手がいる限りコミュニケーションは 常に2Wayです。 落語や漫才を鑑賞する時、この落語家はあまり 面白くなさそうだという気持ちで聞く時と、絶対 面白

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「アガってしまって、お手上げ!」は、アガリのメカニズムを理解すれば、二度とパニクらない! (10選⑧)

いきなり心臓がバクバクして、頭が真っ白になり、 話す内容が飛んでしまい、手が震えて汗だらけになり、 全身の揺れが止まらない! なぜこんなことになるのかと、人前でアガって何度もパニクる! 小学校で初めてアガる体験をしてから、それがトラウマになり、 繰り返しアガることに付き纏われてきて、 人前に立つのが苦手になっている人は、本当に多いのです。 なぜ、トラウマに近い恐れを持つのか。 それは原因不明でコントロールできないからです。 逆に言えば、原因が理解できて、対処法が分かれば、

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不意のスピーチの指名にも備えがあれば安心!万能ネタを1本だけ準備しておく。 (10選⑨)

人前での話やスピーチが苦手な人は、苦手な理由を2つ持っています。 ひとつは、アガったり、原稿を忘れたり口癖が 多かったりと、 うまく話せない。話すことに自信がないこと。 もうひとつは、何を話せばよいのか、話す内容を 持っていないので、 話すにも話せない。 これはあなただけでなく、多くの日本人に共通する理由です。 ボクはサラリーマン時代に、社内外の会合や パーティーの司会進行を 担当することが多くありました。 挨拶やスピーチを予定していた方が、不意に来られ なくなるケースがよ

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リハーサル無しの本番は、プロは絶対やらない。4つの視点でリハーサルをマスターする。 (10選⑩)

プロフェッショナルとアマチュアの違いは、リハーサルをするかしないか、です。 どの分野であってもプロは、本番に臨むときに入念なリハーサルを必ず全員が実施します。 どのように素晴らしい企画書が出来上がっても、プレゼンテーションで 過不足なく内容を相手に伝えられなければ、何の結果も生じません。 それはミュージシャンのコンサートでも、オペラ歌手のリサイタルでも、 人間国宝級の舞台でも、三つ星レストランのコース料理でも同様です。 実際に意図通りに再現する時に、手順の狂いや共演者のタイ

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