宛もなく果てもなく
未だに自己紹介は苦手。
自己は迷子になっているし、最悪どこだか知らないところで事故でも起こしていることだろう…などと思っていたりする。
よくて家出と言いたいところだが、生憎影も形も見たことがない。
はじめましての瞬間にすら立ち会えていないのに、それをそれとして見つけ出すのは至難の業ではないだろうか?
自己を開拓?
自己を知覚?
あればいいのか、なくていいのか。
ほしいのか、ほしくないのか。
それすら曖昧に暈しておきたいのは、自己を認める自身の器がかなり未成熟なことを裏付けして