見出し画像

フィンランド語コースのオンライン試験レポ【スピーキングテストZOOM編】

(2020年4月24日時点の記事です)

やっと春学期のフィンランド語コース(中級2)が本日の最終試験をもって終了しましたー!!

最終試験ももちろんオンライン上だったのですが、なかなか面白い体験だったので忘れないうちにレポ書きたいと思います!

コースが残り1/3を迎えた時点でコロナのせいで大学が閉鎖され、それからの授業はすべてオンラインに変わりましたが、元々活用されていたデジタルシステム(Moodle)のおかげで、(若干のモチベーションの下降はありましたが)学びを止めることなくここまで来ることができました!

発表から一週間にも満たない短期間で、オンライン上で授業ができるように教材やツールを準備してくれた先生に感謝です!

さて、今日はコースの集大成である最終試験の様子について、オンライン上でどのように実施されたのか、私の感想も交えて紹介していきます。


基本的な最終試験の構成として、①スピーキングテストと②ペーパーテスト(リスニング・リーディング・ライティング)がそれぞれ別日で実施されます。

通常のやり方であればこんな感じです:

・スピーキングテスト:3~5人の小グループで決められた時間に部屋に入室し、先生からのお題に合わせて生徒間で会話をする(約30分)

・ペーパーテスト:全員が決められた時間にテスト部屋に入室し、2時間で問題を解く(早く終われば30分経過したら途中退室可)


今回はすべてオンラインでの実施でしたが、どのようにして試験が行われたのでしょうか?

長くなりそうなので、スピーキングテスト編とペーパーテスト編に分けて紹介していきたいと思います!



①スピーキングテスト

ツールはZOOMを使用しました。
先生が事前に生徒の希望時間帯(選択制)を集計しグループ分けをします。
生徒の希望選択には、Doodleというオンライン投票ツールが使用されました。

画像1

黄色いハイライトのタイムゾーン設定に要注意!
例えば日本時間の設定になっていると、選択肢として表示される時間が変わってしまいます。


ちなみにこのツール、ミーティングの日時決めに超便利です!
特にオンラインコース(対面授業なし)でグループワークの際にスケジュールを立てるのに大活躍しました。


時間になったら対象のグループがZOOMのミーティングに入室してテストが開始されます。私のグループは9時半スタートで、ギリギリに入ったらすでに先生と生徒2人が待っていました。

テストの内容は次のような感じでした。

・ロールプレイ
・漫画のコマを説明
・母国の祭りを紹介

まずロールプレイ型の会話ですが、これが一番難しくて面白かった気がします。
参加者(私のグループは3人)それぞれに、先生から個別チャットで「役設定とお題」の指令が送信されます。

それぞれがどんな役設定で、何をしないといけないかはお互いわかりませんが、「スーパーでばったり会った友人」というテーマで、お題に従って会話をすすめていきます。

例えば、私はアンナという女性で一か月前に離婚し新居に引っ越したため、必要な物資をスーパーに買いにきた、という設定でした。

お題には「ばったり会った友人二人に最近元気だったか聞く」「何を買いに来たかを聞く」「引っ越し祝いのパーティーに誘う(二人に予定を聞く)」「このあとカフェに行かないか誘ってみる」と書いてありました。

全員が指令を読み終わったのを確認し、会話スタート!という流れでした。

それぞれの役設定を会話の中で探りながら、自分の指令のテーマに会話の流れをいかに自然にもっていくか、というのがなんだか楽しかったです。

私が離婚直後の設定なのに、友達の役が新婚っていう設定にも、先生のブラックユーモアを感じて面白かったです(笑)

私のグループはみんな仲良がいいメンバーだったので、お互いのテンポ感とかを分かっていてやりやすかったですが、話したことない同士のグループだとどんな感じになるのかなーという気は少ししました。うちのグループは問題なく終了。


次に漫画のコマ説明ですが、先生が画像シェアリングした絵を見て、一人一コマずつ順番に説明していきます(何時に何をする、どこに何があるなど)。

画像3


先生が順番を決めてくれたので、誰がスタートするとか話し合わずにスムーズに始まりました。また、「説明し終わったら次の人にバトンをわたすように」という指示もあったので、いつ自分のターンがきたのかわからないということも起きませんでした。

この点は、以前記事に書いた【オンライン授業で気をつけること】に対処しているなと感じました!小さな配慮ですが、スムーズさが違います。

過去記事はこちら->


先ほどの画像を見てお気づきかもしれませんが、一連のテストはレコーディングされています(画面左上参照)。先生が後で確認するためにそうしているそうですが、この機能はデジタルならではですね。

また、左から2番目が先生ですが、仮想背景を使って参加しています。自室の様子を晒さずにミーティングに参加できるので、プライバシーを気にする方にはいいオプションかもしれません(どのくらい通信に影響するかは不明ですが)。


そして最後の祭りの紹介は、特別なインストラクションはなくそのまま一人2分程度で自分の国の祭りについて話をしました。以前に母国の祭りについて書くライティングの宿題が出ていたので、それを思い出しながら説明した感じです。ちなみに私はひな祭りについて話をしました。


ここまででだいたい50分くらいかかった気がします。1グループ1時間の枠が設けられていたので、時間的にちょうどよい問題量だったと思います。


こんな感じでスピーキングテストは無事終了。途中少し電波が悪くなった瞬間もありましたが全体的にスムーズにいきました。


ペーパーテストはこの一週間後に実施されました(それが今日!)。
テストはMoodleというプラットフォーム上で行われたのですが、時間制限があったりいろんなタイプの問題があったりと、やってみてすごく面白かったので、その様子は別記事で書こうと思います!


それではよい週末を!Hyvää viikonloppua!


より多くの人に教育的な課題について考えてもらえるよう、研究・執筆を続けていきたいと思っています。ぜひサポートしていただけると嬉しいです!