80日後に詰みそうなオッサン(22)世界1位のヤブ医者

80日後に詰みそうなオッサン22日目。
今日は今でも忘れられない回復期の病院でのヤブ医者について。


[どんなヤブ医者なの?]


所属:リハビリテーション科
年齢:40-50代(白髪多めなため)
性別:男
医師歴:3-5年程度、社会人経験後再受験らしい
特徴:どうやって医師になったのか呆れるほどの事務処理能力の低さ、やたらとペコペコする


[何されたの?]


1.視野検査での誤診
2.理学療法士さんの装具作成の依頼を1ヶ月程度無視。
3.転院先への訪問時の紹介状の作成忘れ。
4.障害者手帳の申請遅延、それに関してスッとぼける。

1.視野検査での誤診
転院時に件の医師から診察を受けましたが、視野検査では視野狭窄と決めつけ、その後数ヶ月視野狭窄と言い続けました。
某市大病院に行った際に眼科の先生が「視野検査できるようには三年かかる」と必死にかばっていましたが、それまでの失態の数々を考えると考えを改める気にはなれませんでした。

2.理学療法士さんの装具作成の依頼を1ヶ月程度無視。
これは理学療法士さんから伺ったわけではなく、言語聴覚士さんから伺った話です。
理学療法士さんから再三装具(歩く時の姿勢が崩れるのを補助する器具)作成の依頼をしていたらしいのですが、ヤブ医者は理由も何も説明せず放置していたそうです。
理学療法士さんもかなりストレスが溜まっていたようで「これだけ言ってもダメならもう知りませんよ」と溢していたそうです。

3.転院先への訪問時の紹介状の作成忘れ。
半年の入院期間がおわりに近づき、転院先の施設を訪問する際に訪問した施設で紹介状が作成・提出がされていませんでした。
職員の方の計らいで訪問自体はできましたが、この時期にはそれぐらいやりかねない無能ということを理解していたので私は特に動揺することもありませんでした。
後日呼び出され、ヤブ医者・ケースワーカーさんと共に相談用の部屋に入ったところ障害者手帳を作るための眼科診察(その病院には眼科がない)の話をし、「紹介状は書いておきましたので!(ドヤァ)」。
見えませんでしたが、明らかにドヤ顔をしている口ぶりでした。
当時私は今よりも視力が低かったため、顔を見ることは叶いませんでしたが見えていたら声の限り怒鳴っていたと思います。
当時私はコイツは存在自体が公害だと思っていました。

4.障害者手帳の申請遅延、それに関してスっとぼける。
どの病院でもあるのかは分かりませんが、その病院では退院前のタイミングで退院カンファレンスというものがあります。
障害者手帳の申請が遅れ、施設への入所が遅れ2週間程度の隙間ができました。
できてしまった2週間の隙間の期間は他の病棟に移って過ごすこととなりました。
障害者手帳の申請は医師の仕事なので、ヤブ医者の責任なのですが、本人は追及されないことに味を占めたのか「病院側の好意で云々」と言ってきました。
あまりにいけしゃあしゃあと囀るので、私は笑いのツボに入ってしまい、トイレに行くと言って退室しました。
帰ってきた時には退院カンファレンスは終わっており、リハビリの療法士さん達に「アイツ馬鹿じゃないっスか?」などと聞いて困らせていました。


[おわりに]


そのヤブ医者は今もその病院に勤務しているようです。
私の反省点としては、問題が起こるたびにその上司(エリート気取りを拗らせていて患者側からの評判は最悪)に苦情が行くように行動すればよかったと悔みます。
私はこのヤブ医者が世界一のヤブ医者と思っていましたが、外科医で死亡事故を多発させている医者もいるんですよね。
各々の人生体験で世界一のヤブ医者がいるのかもしれません。
一番いいのはヤブ医者に遭遇しないことですね。


残り59日

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