140字よりも少し長く映画について書くために

映画、に限らずとも世の中にはコンテンツと呼ばれる商品がたくさん溢れている。
そのコンテンツの海の中で僕たちはプカプカ浮かんだり泳いだりしているわけだが、ときにはそれらしいことを言ってみたい、とか注目されたい、といった欲求を抱くこともある。
しかし、140字という文字数はキャッチーな言葉や共感を得るような言葉には向いていても、曖昧なものや漠然としたものを伝えるのには向いていない。
言葉がいくら尽くされたとしてもそのものには辿り着けない、が追ってみたい、という感覚を抱くことはないだろう。
最初に映画に限らず、と書いたが、少なくとも映画にはそういうものを感じることがある。
だから僕はそれを書くために、そしてそれを忘れないために、140字を超えて書くのだ。

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