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金具屋の歴史

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渋温泉の温泉宿、金具屋の歴史をつづるマガジンです。金具屋九代目が執筆しております。
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記事一覧

金具屋の歴史その10(平成初期1990-2000)

80年代の終わりに行われたふるさと創生1億円。この施策の評価はともかく、超好景気(バブル)…

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金具屋の歴史その9(昭和末期1980-90頃)

私事ですが80年代の直前、1979年3月にワタクシ九代目が生まれました。その1か月後に機動戦士ガ…

きゅうだいめ
2週間前
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金具屋の歴史その8(昭和50年前後1970-80頃)

高度成長により企業の社員旅行が全盛だった70年代。バスでの団体両行が主流となり、全国各地に…

きゅうだいめ
2週間前
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金具屋の歴史その7(昭和40年前後1960-70頃)

昭和40年前後、いわゆる高度成長期真っ只中の時代。国民の生活水準もあがっていき、『便利・快…

きゅうだいめ
2週間前
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金具屋の歴史その6(昭和30年前後1950-60頃)

戦後から急激な高度成長期へ突入したこの時代、日本人の文化も目まぐるしい変化を遂げていきま…

きゅうだいめ
2週間前
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金具屋の歴史その5(昭和20年前後1940-50頃)

昭和11年、すべてをかけて建築した木造4階建斉月楼、大広間、鎌倉風呂。大変な話題となり、高…

きゅうだいめ
2週間前
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金具屋の歴史その4(昭和10年前後1930-40頃)

当地一番の観光旅館を目指す―計画されたのは渋温泉に聳え立つ木造4階建の豪華な客室楼閣、300名が一堂に会せる巨大な宴会場、名物となるような凝った木造浴堂でした。 この工事の棟梁を任せたのが、小布施の宮大工、三田清助(さんたせいすけ)。彼は若いながらも木信地方の名匠と呼ばれ、さまざまな社寺仏閣や作詞家高野辰之の都内の住居を手掛けたことでも有名でした。 計画からおよそ10年余り、昭和9年、上棟式が行われました。この写真に写っている人数を数えると80名。大変な工事であったのがわ

金具屋の歴史その3(大正~昭和初期1912-30頃)

大正時代に大きな動きとなったのが、長野鉄道(現・長野電鉄)の開業です。 これにより長野市…

きゅうだいめ
1か月前
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金具屋の歴史その2(明治時代1868-1912)

江戸末期から明治初期の資料によりますと、湯田中や渋温泉は湯治・逗留のみならず歓楽(博奕・…

きゅうだいめ
1か月前
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金具屋の歴史その1(江戸時代1758-)

このマガジンでは金具屋の歴史を紹介していきます。 「温泉宿」としての金具屋の創業は今から…

きゅうだいめ
7か月前
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