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夏を指でなぞる

暑くなったり、突然雨が降り出したり。
そんな季節なのに私は2つ持っているはずの傘を
両方失くしてしまいました。

ひとつめはお母さんが買ってくれた傘。
ふたつめはお父さんが買ってくれた傘。

バチが当たりそうだな。


最近、多忙な日々を送っています。
趣味が楽しめない。試験対策ができない。
それでも体力がないなりにその場を楽しんでいる。

そんな日に見上げる空が美しいと、
少しばかりか心も安らぐような気がします。

雨が降る日本は
傘が邪魔して空が地面を見ることがない。
一様に、地面が空を見ることもない。

雨は日常の中の非日常というけれど、
その「非」に込められた感情は人によって異なる。

私は地面と一緒に空を見上げられないとき、
悲しい気持ちを覚えることが多いです。
その理由はわからないけど、
きっと空は人の心なのでしょう。


春の空にはどのような特徴があるのでしょうか。
私の目には、
ふんわりとした水色、
ふんわり滲むような透けるような儚い白、
こんな色が見えます。

春の匂いもします。
天に大きく手を仰いでみると、
私も大空の一部に取り込まれてしまいそうなくらい
魂が大きくなります。

その手で、その感覚で、
頭の中で雲をなぞってみると
微かな温もりも感じられます。

だけどなぞりすぎると雲は機嫌を悪くして雨雲になる。
色は混ざると形容できない色を纏う。
それが梅雨なのだと思う。
意味のわからない色って私の感覚を狂わせる。
すぐ機嫌が悪くなるから
それを押し殺して笑顔を保つ。

雨雲が通りすぎると、そこに広がるのは
ハッキリとした雲。
指でなぞったらきっと
ぽこぽこ、と感覚がするんじゃないか
そんなふうに思わせてくるくらい輪郭が綺麗な雲。

この雲を見ると不思議と元気になります。
精力的になれます。
雲が夏を隠すことを梅雨と表現できるとしたら、
雲が意志を持つことを夏と表現できると思う。


だけど夏って意志を持ってるから、
ずっと太陽が昇ってる。
1日の長さは変わらないはずなのに、
活動時間が伸びてしまうから元気が足りなくなる。

多分私はそれに合ったライフスタイルを
いまだに見つけきれていない。

自分の軸を持つことなく、
夏に振り回されてしまう。
すぐ疲れるし、
すぐ自分の限界がわからなくなるし、
すぐ人のことを嫌いになりそうになる。
頑張る自分が好きでも
潰れた自分には会いたくないから、
妥協点を探さなきゃいけないのに、
一向に一番の自分に出会えない。

出会えないと、
人に当たってしまいそうになる自分が嫌い。
自分を好きでいるには、
好きでいられる自分を探していかないといけないなんて
世界って残酷の集合体なのかもしれませんね。

そんな残酷な世界を愛するには、
世界を残酷と気付かないことが
最適解なのでしょう。

無知が世界を救う。
あり得ないようで、実際はあり得るのかもね。
私は魔法少女に世界を救って欲しいですけどね。
魔法少女大好きだから。
あ、戦隊少女も大好きだよ。変身したいもん


キャパオーバーな中紡いだ言葉でしたが、
普段の自分が考えないような言葉がたくさん出てきた。

今週は意識が飛ぶ勢いで頑張らないといけないかも。
さっさとゲームがしたいんだがなー、
時間欲しいなー。

みんな今週も頑張ろうねー

15/Jul/24



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