一人一人を尊重するということ

むかし、医療従事者だったのです。
無力で、実力がないから
迷惑をかける前にやめようと やめてしまったのです。

ワタシには、難しい仕事でした。
なにが根拠なのか、わからないまま仕事をすることが
とてつもなく苦しかったのです。

それは、ただ自分の勉強不足でした。
だから、いまの医療制度がどうこういうつもりはありません。

印象に残っているのは、
患者さんの笑顔であり
患者さんを中心に考えていれば、間違いない、と
教えてくれた後輩の言葉です。

彼女はバリバリの思想家でした。だから
私は彼女からは軽蔑されていたことでしょう。
私は討論するつもりもなく、ただやり過ごしていました。

私は、誰かから 思想をそれとなく植え付けられることに
強い抵抗を覚えます。
たとえ、それが正しいと言われることであったとしても
自分で納得しなければ、それを受け入れることをしないということが
自分の主義であり、その自分の意思 一点についてだけは
譲る事ができなかったのです。

私につよい思想的背景はありません。
ただ、その点についてのみ、ゆずるつもりはまったくないのです。
どうして、そこまで 自分の意思に こだわるのか、
自分でもわかりません。

たとえば、どこかの企業に入ってもそこの企業の思想をまったく納得しないまま働き続けるという事は、なかなか難しいものです

仕事としては楽しいことも、苦しいこともありましたけれど、
学びはたくさんありました。

人と接する仕事、
人の変化していく姿をともに喜び合うことができること
人の人としての価値を、
その人の能力だとか、そういったものではかるのではなく、
人間として、どのように捉えるか
を毎回毎回問われる仕事だったと思います。

いろいろな人たちから
いろんな事を教わりました。

だから、今の状況はとても とても悲しい。

一昨年、私が担当していた患者さんがなくなりました。
その方はとても可愛らしい方でした。
その娘さんから
仕事を辞めてからもずっと年賀状をいただいていました。

その方が、施設で亡くなったと聞いて、とても複雑な想いでした。

でも、
昨年から今年にかけて、このような状況で
もし、娘さんにも逢えないような状況だったら、
きっと辛かっただろうから、その前に天国にいけて幸せだったかもとも
思うのです。

コロナが始まって、いえ その前の大統領選挙の頃から

たくさんの 嘘が明らかになり、
私たちがどれだけ騙されていたかを知るにつけ

いままでなくなってきた人たちは、騙されて死んだ事について
自覚もなく、いけたから幸せだったのかも?はやく人として死ねたほうが、幸せだったのかも?とさえ 思う時があります。

真実を知る事が辛すぎて、目隠しをして生きていくしか
心をまもる方法がないかもしれない
そんな人たちもたくさんいることでしょう。
たぶん
そういう人たちのほうが、大多数ではないでしょうか。

そういう事を悟りながら、なにごともないふりをして、いろいろな人とコミニュケーションをとりながら日々やり過ごしている。

昨年の初め頃、
同級生で今も病院に勤めている友達に
ワタシはつい電話してしまいました。
「おそろしいけど、接種するしかないと思う」
と彼女はいいました。

「自分が守れないということは、人の命もまもれないということだ。患者さんのことを、本当にまもるということは、患者さんの気持ちを尊重するということでしょう?もし、打ちたくないという人が目の前に現れたときに、
自分が自分を尊重せず、それを受け入れることを是としていたら、
その患者さんをまもることができないと思うのだ」

正直に伝えました。
(おそらく、彼女はそのままセッシュしたとおもいます。)

身の回りの医療従事者・学識のある人たちにも
決して自分を実験台にしないで欲しいと、いいました。
正直に、これは政治的な案件だと思うし、実験台になるべきではないと
いいました。

結局のところ、(私の信頼・影響力の無さ)だれも説得されることなく。
ただし、幸い 皆その後大きな副反応で体調を崩すことがなかった。

(ただ、摂取した年寄りの中には骨折したり、もともとの持病が悪化した為に命を落とした人はいます。これには因果関係を求めるのが難しいと思います。)


私の中で一番重要なことは、
人は一人一人その想いが尊重されることが望ましいという事一点のみです。

自分だけではなく
世界中の人々全てが、
外部からその権利を奪われる事につながるような、
その動きを「強化する」ような
行為行動はしたくはないです。

感染症については、自分の肌感覚でいうと
人口の多い地域に住んでいた頃 まったく身の回りの人からどんなに辿っても"いない"、
診察したことのある医師から
「インフルエンザよりもヘナチョコな風邪です」という言説を受け取っており・・
(その医師もセッシュしましたけど)

その後のデータもみるにつけ、
たった2%の病床の半分さえつかいもしない専門病床が「ひっぱくした」という報道でたくさんの人たちが翻弄されてきたとしか思えないのです。

今後も、静観の構えです。

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