バカにするなよ・と・思う

ある人が語っている映像を見た
聴衆の顔と、表情をみた。

その言葉の内容も
話を聞いている人たちの表情も
語っている人の表情も、
嘘が見えなかった


あれは嘘だという
あれは、作られたものだと言う

私たちが、完全に言い切られた時に
それを受け入れると勘違いしている

人の心の動き、想い、感情を読み取る能力が
私たちに無いと、彼らは言う

大人しく騙されていろ、と聞こえる
お前らになど、真実はわからぬ、黙って騙されておれ、と、聞こえる
お前らなどには わからないのだと

バカにするのも いい加減にしろ と
心の中で 呟く

多くの人が、嘘を受け入れ、嘘を見過ごし、嘘が堂々とまかり通るのを許し続ける

多くの人が、嘘だとさえ気づかないかのような顔をして、やり過ごしている

だからといって、
私たち 人間の心を、 みくびって 感じないものだと、
黙って騙されているものだと 
エスカレートさせ、
どんな嘘も受け入れようと させるものへの 怒りを まったく持たないわけではない。
むしろ、怒りは蓄積され、そのエネルギーは 表出されないままではあっても 存在し続ける

気づかないからといって、怒らないわけではない。

もしその真実に気づいた時は、騙された期間が長ければ、その騙しの本質がひどいと気づいた時ほど、
怒りの大きさは拡大するだろう。


みくびらないでいただきたい。

私たちを、なめないでいただきたい。


私たち人間は、それほど バカではない
それほど ものが見えないわけではない。

真実を見分ける叡智を、表現しないからといって失っているわけではない。

みくびらないでいただきたい

あなた方の嘘は、じっくりと見ている。
けして。

あなたがたが思っているほど、見過ごしてはいない。
一言一句、覚えている
いつ、どこで、だれが、この言葉で
たくみに騙したかを

私たちは見ているのだ。
みくびらないでいただきたい。

あなたがたは、嘘つきなだけではない
嘘でもって人殺しをしている、殺人者であることを 
人の権利を奪い取ろうとする
泥棒であることを
図々しく、人から金をせびっておいて、
お金を与えて、親切を与えてくれている人たちを
足で踏みにじり、平気で顔に唾を吐き、
みくびっていることを

私たちは、ちゃんと 見抜いているのだから。

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