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自分に合った【まくら】の見つけ方


まくらのポイントは4つ

  1. 高さ

  2. 素材感(硬さ・柔らかさ)

  3. 大きさ

  4. マットレス(敷ふとん)との相性

まくらのポイントは4つあります。
この順番がそのまま重要度の順番です。
1つひとつ、後程詳しく解説していきますね。

そもそも・・・まくらの役割って?

まくらの役割は?と問われると、真っ先に出てくるのは、
「頭を支える道具」と言えます。
これが、ちゃんと出来ていると楽に眠れますが
ちゃんと出来ていないと
朝起きた時に首や肩が重かったり、
眠る前に何度もまくらの位置を変えたり、しちゃいます。

覚えておいてください。
まくらの役割は「頭を支える道具」です。
肩を支える道具ではないし、
テキトーに支える道具でもないのです。

どんなまくらが合っていると言えるのか?

自分に合ったまくらってどんなまくらなのか?
その答えは、【理想的な寝姿勢】をキープできるまくらのことです。

【理想的な寝姿勢】になることで、身体がリラックスでき、無駄な力が入らないため、呼吸もしやすく身体に負担がかかりにくいのです。


FITLABOより

まくらの高さが一番重要

それでは、ここから
まくらの4つのポイントを詳しく説明していきます。

まず一番重要なのは、何よりも高さです。
理想の寝姿勢になるためには、どこ(首・後頭部)をどんな高さにするか?
これが決まらないと、いけません。

おススメは、計測してもらうこと。
専門店などで計測してもらえると、分かりやすいですね。
どれくらいの高さが合うのか?それを教えてくれる専門店がおススメです。

もちろん。この高さには一人ひとり個人差があります。
高いから良い。低いから悪い。ということはありません。

素材感(硬さ・柔らかさ)は自由に決めて

次に重要なのは、素材感です。
硬さや柔らかさですね。これは、お好みを優先してください。
えっ?!そうなの!?と思う方も多いかもしれませんね。

世の中には、「この素材のまくらがいいよ!」って情報がたくさんありますもんね。
でも、先ほども言いましたが
どんな良い素材でも「高さ」が合わないと意味がないのです。

また、素材感は感触であったり感覚が全てです。
自分が好きな感覚を大切にして選ぶことをおススメします。
もちろん!柔らかくても、硬くても、はたまたフツーでも
「この感触が好き」というものを選んでオッケーです。

大きさの基準は「頭三つ分」

3番目の要素は、「大きさ」です。
頭が三つ置けるサイズを選んでください。
具体的に言うと63cm~70cmがおススメです。

なぜ、頭三つ分かというと、
仰向き寝プラス横向き寝のときも必要だからです。

FITLABOより

この写真のように、横向きになった時
まくらの両サイドに頭を持っていくことが、正しい横向き寝のやり方です。
こうすることで、横向き寝から寝返りをうった際も、キチンと
仰向き寝の場所に戻ってこれますね。

マットレス(敷ふとん)との相性が悪いと・・・

これが4番目に重要なこと。
と、言いつつも
重要度はかなり高いですね。

まくらのお悩みでかなり多いのが
「気に入ったまくらを買ったのだが、家で寝てみるとピッタリこない」
というご意見。

この原因の多くが、実は「マットレス(敷ふとん)との相性」なのです。
なぜか?
それは・・・。試し寝をしたマットレスと自分が使っているマットレスの
種類や硬さが違うと、同じまくらでも違う高さになるからなのです。

一般的に
自宅の方が硬いマットレスだと、まくらは低く感じ
自宅の方が柔らかいマットレスだと、まくらは高く感じます。

身体がマットレスに沈む度合いが、それぞれ違うため
まくらに影響が出るんですね。

・・・といっても
これ、かなり難しい話です。
ここまで読むと、結局どうしたらいいの?って気分になりますよね。

まくら選びは、マットレス選び

そこで、私がおススメするのは
まくらとマットレスをセットで選ぶ方法です。
この2つのアイテムを同時に新調すれば、自分に合ったまくらが
その能力を遺憾なく発揮してくれるマットレスと組み合わせて
最高の寝ごこちと寝姿勢を実感することが可能となります。

まくらだけ替えたいときは・・・。

それでもまくらだけ替えたい!・・・と言う方もいらっしゃるでしょう。
例えば、
・マットレスはまだまだ新しい
・夫婦でダブルサイズに寝ているため、相手に聞かないと替えれない
・予算が問題
・近々、新居に行くつもり

そんな時は、高さ調整をしてくれる
もしくは、高さ調整が出来るまくらを探しましょう。
新しく買ったまくらが、自宅で合わなかった場合でも
高さを変えることで自分に合わせていくことが出来れば、いいですね。

最後に

私は、これまで沢山の方のまくらを合わせてきました。
本当に悩んでいる方が多いのです。

でも、一つひとつお悩みを紐解いていくと、答えが見つかります。
そして、まくらが気持ち良い道具になってくれると
すごく喜んで下さいます。

今回は、どなたにも当てはまるであろう内容を書いてみました。
が、本当のことを言うと、一人ひとり
やりたいことやお悩みは違います。
だから、多くの情報がある現代では迷って当然です。

まくらは、頭を支える道具です。
快眠のために、自分に合ったまくらを試してみるのも
大切ですね。

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