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【香港99日間 #12】尖沙咀エリアの市場『海防道臨時街市』でローカルフードを食べよう

街市(ガイシー)とは食材や日用品を売っている小さな店が並ぶマーケットのことで、香港には200以上の様々な街市があるそうです。食材だけでなく、フードコートのような場所があり、種類のローカルフードが食べられます。必ずしも観光客向けではないのですが地元の味が楽しめます。

多くの地域に点在しているので、滞在先の近くにあるか探して、ちょっと寄ってみるのも良いでしょう。


今回は九龍公園すぐ南の海防道臨時街市にいってみました。大型のショッピングセンターがあるすぐ隣の、高架になっている道路のすぐ下にあります。比較的小さな街市ですが、フードコートが充実しています。

フードコート

後で知ったのですが、この赤い電灯が街市の特徴だそうです。日本のちょうちんみたいですね。

様々なものが売られています。最初はチャーハンみたいなものを食べようかなと思ったのですが、店のおばちゃんに「ワンタンメン!」を連呼され、そういえば香港でワンタン麺を食べてなかったことを思い出し、海老ワンタン麺を食べることにしました。

メニュー

メニューはこちらどれでも32 HKD。5年ほど前の為替レートであれば、500円以下だったのに、今のレートだと600円程度の価格になります。香港はもともとそこまで物価が安くない地域ですが、今は円安で日本の2倍程度の金額を払わないと同じサービスを受けられません。

海老ワンタン麺
ワンタンの中にはプリプリのエビが入っています

ワンタン中には、エビがすり身ではなく丸ごと入っています。日本でよく食べるワンタン麺の麺はラーメンの麺ですが、こちらの麺は縮れた細麺で、コシも強めで、若干コリコリした歯ごたえがあります。チンゲンサイのような葉物の野菜が添えられていますがカイラン(芥藍)と言う野菜らしいです。スープはあっさりとした魚介系でした。香港では、ヒラメの乾物を使って出汁をとることが多いそうです。

実は肉料理が続いていたので、優しい味がお腹にすっと入ってきました。日本で言うと味噌汁を飲んでほっとするような感じです。シンプルですが、大変おいしかったです。

ここは街市のなかでも、野菜や肉の取り扱いがちょっと少なめですが、少し見回ってみました。まず、入り口には花屋さんがあります。

野菜も様々な種類売られています。中華圏には、日本では絶対見ない野菜が豊富に売られています。

肉の様々な部位の説明もありました。

今回ご紹介したような昔ながらの街市の他に若者が好みそうな最近できたばかりの非常におしゃれな街市もあります。街市は香港の人々の生活が肌で感じられる場所です。ぜひ寄ってみてください。

聽日見!


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