「愛されたい」という病。
常に愛されたいと願っている。無条件の愛に満たされたくて仕方がない。
厄介なことに、私のこの欲求には底が無い。これまでの人生で、私を愛してくれる人が誰ひとりいなかったとか、そういう訳ではないのに。
「愛情」という、曖昧で形の無いものに振り回され一喜一憂し、満たされることの無い飢えと癒されることの無い渇きに苦しんでいる。
私にとって「愛されること」は、「自分の価値を実感すること」だった。家族、友人、恋人…。自分以外の誰かの言動に、自分自身の価値を見出す。私は私の存在価値が分から