若い学生ボランティアスタッフと向き合ってみて感じた事

普段は会社員として働きながら、運動が苦手な子どもにバドミントンを教えたりしています。

現在ボランティアで活きのいい学生さん達相手にあれやこれやと企画を立てております。2周りぐらい離れた子達と真剣に向き合ってます。

よく、『最近の若い人の傾向は?』と聞かれる事もあるけど、一言で言えば『十人十色』です。そんなの昔からだと思いますが。強いて言うなら、『よく質問をしてくる』事かなとは思ってますが。
『こういう事をやって欲しい』と学生スタッフに言うと、『なぜこの企画をやるのか』や『自分達がこの企画に参加する意味はなにか?』という事を聞かれます。そこに対してどれだけ真摯に向き合うかで、その後の彼らの動き方が変わってきます。
一昔前の大人みたいに、『つべこべ言わずに動け!』みたいな事を言っても学生は動きません。逆に、『あなた達にはこういう役割を期待している』といった事を丁寧に説明すると、彼らはこちらの意図を汲んで行動してくれます。結果的に、活動の質が上がります。これは特に世間一般的に『優秀』だとか、『行動的』とされる学生によく見られる傾向です。

あと、個人的に大切にしているのが、『学生スタッフに感謝の気持ちを伝える』です。そんなの当たり前だろと思うかもですが、そうでもないなと。学生スタッフも人間です。人間は感情で動く生き物だと思ってます。ここの部分を大切にしない団体は学生スタッフは定着しないと思っています。

3つ目に大事にしているのが、『学生スタッフの事をよく観察する』事です。このご時世にボランティアをやる学生はなにかしらの理由があります。ガクチカなのか、社会のためなのか、出会い目的なのか、理由はいろいろとあります。そして、彼らが持つ能力もいろいろとあります。それは話しを聞いてみないとわからないし、中には今の組織の課題を解決してくれるものも存在します。話しをするだけでなく、普段の行動等もよく見る必要があると思ってます。

若い人達と向き合うのは相当なエネルギーがいります。ましてや、指導者を育てるとなれば尚更。ただ、そうやって現代の若者にエネルギーを割いて育てようという大人が本当に少ないなと思っています。
自分でもなんでこんな事をやってるんだろうと自問自答しますが、昔先輩からやってもらった事なので、これが今の自分がやることかなと思ってます。
とりあえずの目標は今のプロジェクトが落ち着いたらなにもしないでひたすらゲームをやる日々を過ごしたいなと思ってます。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?