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今日は何の日 公現祭

今日は公現祭だ。といってもピンとこない方も多いかもしれない。早い話がクリスマスはまだ続いている、と言えばいいだろうか。

東方三博士到来はご存じだろうか。イエス生誕の際にに三人の賢者が黄金、乳香、没薬を贈り物として捧げた(但し、正確な人数については不明)ことを記念する祭りだ。

元は東方教会の祭りでイエスの誕生から洗礼の一連の流れを祝うものだったが、西方教会では東方三博士の来訪を記念する祭りへと性格が変わった。そのため、東方教会、その流れを汲む正教会では「神現祭」、西方教会でもタイトルに書いた公現祭のほかに、聖公会の「顕現日」という呼び名やカトリックでの「主の公現」といった具合に呼び名も異なる。ちなみに東方教会の文化圏のロシアではユリウス暦のもと、今晩がクリスマスイブで明日がクリスマス。

名称はともあれクリスマスの後も12日間、祝うようになったってわけ。だから12月25日過ぎた後にクリスマスツリーを見かけても「もう終わってるぞ」なんて思わず「6日までがクリスマスだったな」っていう目で見よう。

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