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図で考える習慣

図で考えると何がいいの?

・深く考えることができる!!
図は、文章のようにあまりたくさんの情報を入れることができない。
図に描くことができるのは、「大事なこと」であり、「論理」であり、「本質」であるため、思考が深くなる。

・「図で考える力」は、思考のOSであるため、
英語やプログラミング、MBAよりも先に学ぶべきである。
思考のOSがしっかりしていればしているほど、その先の学習の効率が上がる。

・文字の起源は、見たものを抽象化した図である。
象形文字は自然を抽象化したものだったし、
最古の文字であるメソポタミア文明のくさび文字も絵文字をシンプルにしたもの。

・図にすると、枝葉末節が削られ、本質を浮き彫りにすることができる。
例えば、地図。地図は大事な情報(目的地や道順)のみが書かれているから見やすい。一方で、航空写真は正確であるけど、情報量が多すぎてそこから何かを読み取るのが難しい。

・ビックピクチャーでも物事を捉えることができる。
人間は、考える範囲の中でしか答えを出すことができない。

図は大きく3つのタイプに分類できる

①概念図
思いつくままに丸や四角や線を書く図

②構成図
「型」(ピラミッド、田の字、矢羽、ループ)を活用しながら書く

③分析図
何か特定の対象を分けて明瞭にするために書く
※これは「考える」というより、数字中心に「見える化」する図

概念図の書き方

・◻︎:ファクト
・○:概念やキーワード
・矢羽:流れを構成するもの
・矢印:因果や時間の流れ
・線:「つなぐ」「囲む」「分ける」

・強調する方法は、
 太字にする
 ☆マークをつける
 ①②③・・・のように順番をつける

・できるだけ右脳的にすることで、文章を読んで理解する思考プロセスを最小限にとどめる。
文字は極力少なめにする。あったとしても、体言止めにするなど工夫する。

・余白に答えがある。

ひねくれた目で見る

・90度右横から見る:競争相手の視点
・90度左横から見る:営業能力の視点
・上から見る:顧客の視点
・下から見る:利益の視点
・裏から見る:研究開発能力の視点

・原因と結果は時間的・空間的に隣接しているとは限らないため、”なぜ”を5回繰り返す。
そうすることで、強制的に深掘りすることができ、また5つの異なる切り口を持ち込むことができる

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