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The Long Game

ロングゲームで勝つには、戦略的忍耐が必要である

・人生はロングゲームである。

・ロングゲームを生き抜くためには、戦略的忍耐が必要。

・人よってタイミングはそれぞれだが、おおよそ2-3年継続すれば成功への道筋が見えてくる。

・尊厳やプライドが傷付くこともあるが、屈辱を耐え忍ぶことで、きっと大きな見返りが手に入る。

・日々の小さな勝利を積み重ねると、複利で指数関数的に成長する。

・初期段階の行動はすべて「実験」と捉える。
「実験」であれば、どんな結果になっても失敗にならない。狙った結果になるまで何度でもやればいい。

・大切なのは、簡単な道を拒否し、意義のある行動を選ぶための「積極的な忍耐」。黙って耐え忍ぶ「受け身的な忍耐」ではない。

なぜ人は「忙しさ」を求めるのか?

・自尊心が満たされるから
激務をこなし、それ周知することで、「自分は周りに必要とされている存在だ」「自分は価値のある存在だ」と、自尊心が満たされる

・深く考えずに済むから
忙しく、仕事に集中していれば、直視したくないような質問「これが本当に正しい道なのか?」「これが本当に私が望んだ人生なのか?」を考える時間がなくなる

・忙しい人は、「仕事ができる人」ではない。「自分のスケジュールさえコントロールできない人」である。

スケジュールの組み方

・自分の人生にとって一番大切な予定を真っ先に書く
まずは自分にとって核となる原則や価値基準を明確に定義する。それにあわせて欲しいものを手に入れるためのスケジュールを組む。

・重要でないものは排除する
自分にとって重要でないスケジュール以外は後回してOK。そもそもスケジュールに入れない、排除する。

・人との会い方を変える
相手の都合に合わせて自分のスケジュールを変えない。都合の合う日時のときだけ承諾する。理由もなく人に会うのをやめる

・目標達成に必要なのは、「時間」ではなく、「期限」
期限を設定することで、目標への臨場感が増すだけでなく、限られたリソースのなかで達成するための具体的な方法を考え出す。
例えば、「1回だけして、10回したのと同じ効果を得るための方法」を考える。面倒なこと、お金が書かあることが多いが、これができれば優位に立つことができる

・適切な時間を見積もる
自分がなりたい姿に似通っている人の経歴をみて、そうなるために必要な時間を適切に見積もる

取捨選択のスキル

・「NO」という言葉は最強の武器である
何かをするときは、「最高!絶対やりたい!何があってもやる!」こと以外はやらない。興奮度が10点満点中9点未満ならやらない。

・後悔するか否か
「これを断ったら1年後に後悔するか」という視点で取捨選択をする

20%ルール

・「20%ルール」とは、仕事時間の20%を新しい何かをする時間に充てるという3M社やGoogle社のルール。
ポスト・イットやGoogleカレンダーは20%ルールによって生み出された。 

・今の仕事を80%で終わらせて、20%は新しいことに挑戦する時間に充てる。これを10年単位で積み重ねることで、それまでの努力が福利効果で大きくなる。そして未来の選択肢を増やしてくれる。

いまは何モードか?

・顔を上げて新しいチャンスを「探すモード」なのか、下を向いて目の前のことに「集中するモード」なのか。
現状がどちらのモードなのか認識し、ある一定期間の期間を戦略的に割り当てる。
うまく使い分けることで、人生にメリハリがついて集中力を有効に活用することができる。


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