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デッキから抜きたいカードを挙げていこう【構築済みデッキではじめる統率者戦!#2】

どうも、くろです。

前回から日が開いてしまいましたが、『構築済みデッキではじめる統率者戦!』猛進の墓地編、第二回です。

第一回では、最初は開封した素の状態で遊んでみることをお勧めして終わりました。今回は素の状態で回した結果を踏まえて、採用カードの取捨を行うところまで進めていきたいと思います。


デッキリスト

未改造『猛進の墓地』を回してみた感想

新規ルアゴイフ・クリーチャーはどれも強力で、タルモゴイフ・トークン含めすぐ信頼できるサイズになりそれが複数体並んでいくため、地上戦はかなり安心できました。カード間のシナジーに目を向けると、《不休のディサ》が戦場にいる状態で使う各種切削カードは毎回ドキドキ出来てよかったです。切削過程でルアゴイフ・カードが捲れると、やはりテンションが上がります。また、横に《厳格なる者、コンラッド卿》や《仮面林の結節点》があると、尚のこと楽しかったですね。

その一方、ルアゴイフ関連のカード以外の部分に目を向けると、二人構築戦の昔のジャンドで採用されていたような一枚で二枚分以上働くカードが中心で、統率者で使うにはインパクトが足りないと感じるカードも少なくありません。

その中でも、特に以下の22枚は《不休のディサ》デッキとしてのやりたい動きへの寄与が少なく、ほかのカードと入れ替えたいと感じました(個人の感想です)。

抜きたいカード(22枚)

《縫い師への供給者》
《ヤヴィマヤの古老》
《掃討の溶岩皇》
《墓変わり》
《死を食うもの》
《葬儀人、コーラム》
《鋸角の宿敵》
《血編み髪のエルフ》
《血編み髪の挑戦者》
《蔓延るトリナクス》
《騒乱の誘惑》
《瀝青破》
《最期の一幕》
《採取/最終》
《タルモゴイフの巣》
《死の収穫の儀式》
《飢餓の潮流、グリスト》
《荒漠なる変幻地》
《進化する未開地》
《忘れられた洞窟》
《無限地帯》
《怒り狂う山峡》

『抜くカード、まずは基本土地から』、それって本当に正しいの?

今回、抜きたいカードで土地カードを5枚挙げていますが、いずれも確定タップインのものを選びました。タルモゴイフ系のクリーチャーを運用していく上で自分から墓地に送れる土地というのは重要度が高いのですが、それを差し置いても確定タップインを嫌って、入れ替え候補に挙げています。

このゲームにおいて、効果のあるカードの方が強いと思いがちですが、こと土地に関しては基本土地であることの方が明確に有利になる状況があります。

基本土地はいかなる状況においても、手出しならアンタップインで確実に1マナ供給してくれますし、基本でない土地であるために被害を被るカードも少なくありません。そういったカードの影響を受けずにゲームを進められることは明確なメリットと言えます。

タップインフェッチランドである、《荒漠なる変幻地》、《進化する未開地》、《土建組一家の監督所》の内、《土建組一家の監督所》を残したのは他の2枚よりも明確に強い点があるからです。前者2枚は、基本でない土地をタップインさせるシステムクリーチャーが置かれてしまった場合、マナが出せるようになるまで2ターンかかりますが、《土建組一家の監督所》は同じ状況下でも次のターンからマナカウント可能になります。

確定タップイン土地は、構築済み同士での対戦であればある程度許容できますが、そうでない場合はタップインによるテンポ差は出来るだけ抑えたいため、土地枚数をいじるときは基本土地を残した方が強いことが多いかなと(今のところは)考えています。

【 2024/07/19 追記】
構築済みデッキに採用されている幾つかの特殊土地には、基本土地の枚数や特定の基本土地を参照するカードがあります(《燃えがらの林間地》、《汚れた峰》など)。デッキ改造の際に、基本土地から減らしていってしまうと、それらのカードが適切な運用が出来なくなり、更にデッキを弱めてしまう可能性がありますので注意が必要だと考えます。

次回予告

追加カードの探し方
Wisdom Guild や晴れる屋の検索機能を使ってみよう

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