冥王星

個人的な感想なのでさらっと見て欲しいんですけど、トランジットの月がネイタルやプログレスの冥王星とコンジャンクションするときって、漠然とした不安が急に来てそれに抗うために、普段しないような行動をしてしまって後でそのしっぺ返しが来て嫌な気持ちになるみたいなことが多いなって思う。
短くまとめると余計な悪あがきをしたくなる。


例えば私の場合、社会的なルールを破ってでも今夜はお酒を飲みまくって知らない土地で気に入った知らない男に抱かれてみるって感じで。刺激的なことして自分の日常を楽観的にぶっ壊してみたくなるんです(射手座 N月冥王星合とT月が合 )
んで、数ヶ月後その悪事がバレたりして嫌な思いをする。

こういうアスペクトの日の時の正解は、ベッドにこもって何も行動を起こさず好きな音楽やホットドリンクを飲みながらやり過ごすです。だいたい一日〜二日くらいで月のアスペクトがなくなったら不安消えちゃうんで。
んで、自分が一体何にそんなに不安を感じているのか考えて、原因を突き詰める。
だいたい根強いトラウマやコンプレックスや、しなきゃいけないことができていないとかなんで、なるほどねーって理由に納得したらあとはもー何も考えない。生産性ないから。解決しないし。このアスペクトの時は不安と見つめあって認識する時期で、解決するために行動するのは太陽が回ってきた時の仕事だし。

で、ネットで冥王星のアスペクトとかを検索してると、決まって逃げられない地獄のようなイメージが。極めるとか、支配的とか。でもそれちょっとイメージ偏りすぎじゃない?蠍座冥王星世代に起こった影響とかが根拠じゃない?
確かに冥王星は蠍座の守護星の一つだから、蠍座的な要素は0ではない。
だけど、元々蠍座の守護星は火星である。

古典占星術で蠍座の支配星に加えてトリプリシティまでも昼に生まれても夜に生まれても火星である。タームもフェイスも初っ端火星。この時点ですでに火星5つですぜ?
いくら冥王星が後天的に割り当てられていても、あまりにも蠍座は火星の要素が強すぎる。

そこで私は思うのだ。冥王星の要素はあくまでも深く掘り下げることで、冥王星のとことんは、「とことん追い詰められる」というよりも「とことん深掘りするされる」なのではないだろうか?

だから、冥王星が蠍座や火星と共にあればネットの情報通りわりかし激しく重っ苦しく、真実とか秘密とか支配的な感じはあるけれど、それが別のサインにあれば、割と冥王星のイメージはもっと軽いものもある気がする。

例えば、牡牛座冥王星だったら、五感とか感覚的なことや、質のいいものに関する事を深ぼるとか、
双子座冥王星だったら、現状よりもより良い物事に乗り換えることに関することを深く追求するとか。

徹底的にやるのではなく、徹底的に深く潜るのである。

そんな気がする



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?