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プロジェクトマネージャ合格までの勉強法

2022年秋季でのIPA 情報処理技術者高度試験の1つ、プロジェクトマネージャ試験(PM)に合格することができました。
PMは初めての受験でしたが高度試験のくくりでいうと4回目の挑戦でした。

3回も落ちていて順風満帆ではなかったですがコツコツ続けて成果が出たのはシンプルに嬉しいです。
色々試行錯誤しながら勉強しました。
これから受けられる方々の助力にもなればと思い、まとめたいと思います。

「一発合格する方法!」といった内容ではなく、言葉を作るなら「コツコツ合格の方法」です。

私は天才型とはほど遠く、凡人型です。ただ、そう認識しているのでコツコツやっていかなきゃと日々勉強をしております。
そんな私がやっていたやり方をお伝えできればと考えてます。
なので本内容は「これさえ一つやれば完璧!」的なキラキラしたものではないのであしからず。

使用する教材の説明はいろんなところで書かれているのでそこは他の記事にお譲りしてます。(使った教材は一応紹介してます)
方法論の部分にフォーカスして書いていきます。

結論

私のプロジェクトマネージャ合格までの勉強法のポイントをまとめると以下になります。

  1. "戦略的リソース法"で勉強計画を立てる

  2. 立てた計画通りになるようにコツコツ勉強する

  3. お金を払ってでも論文批評してもらう

この3つです。
順番にもう少し具体的説明していきたいと思います。

1. "戦略的リソース法"で勉強計画を立てる

戦略的リソース法とは2017年にスタンフォード大学から発表された論文で
科学的に証明されている勉強計画法です。まとめると
「大事なのは勉強の量ではなく戦略的な思考を持って効率的に勉強すること
との考え方に則った方法です。
具体的な内容が知りたい方は以下ご参照いただければと思います。

https://journals.sagepub.com/doi/abs/10.1177/0956797617696456?journalCode=pssa

論文では紙に書き出す方式なのですが
私はマインドマップを使って以下のようにまとめました(一部抜粋)

これをやることで継続的に勉強できるようになりました。
これはなんの勉強でもやるようにしています。
ちなみに使う教材は以下を3つを選定しました

全体ページ数、1日の読むページ数計画、価格など補足情報も記載

スケジュールは教材のページ数と終わらせたい日付で逆算して
1日何ページしなきゃダメなのかを明確にしました。
カレンダー登録して目標を見えるようにしてます。

こんな感じです。これは次のITストラテジストの目標です。
(ITストラテジスト申込はただのリマインダです)

ポイントは
1日ごとじゃなく、1教材をいつまでに終わらせれば良いか
で管理することです。
1日何ページ読むというのは目安の立ち位置で、厳密に管理はしてません。
1日ごと管理だと、1日やらないだけでモチベーション下がるためです。
コツコツを続けるために、全体で調整できればokの考え方で行いました。

2.立てた計画通りになるようにコツコツ勉強する

ここはひたすらやるのみです
1でめちゃめちゃ準備した分、何も雑念なく進めれます。

正直1.はめんどくさいです。
なんですが、継続して勉強できるというすごいハイリターンがあります。
コスパ良いです。
私はもともとコツコツ派ですが、より一層できるようになりました。
あと、失敗しても前向きになれるようになりました。
戦略的な考え方がモチベーションの根源になってるからかと考察してます。
あと計画より前倒しでやれるとよりブーストかかります。
なので計画時に少し余裕をみて立てたほうが良いです。
早めにやればその分余裕にやれます。

3.お金を払ってでも論文批評してもらう

1と2をやることで午後1まではどうにかなっていたのですが
私の鬼門は午後2の論文でした。

上記のツイートはST不合格2回目のもの。
1回目は手応えもなくてBで不合格。
2回目はそれなりに手応えありながらBで不合格でした。

本当は秋季はDBを受けようとしていたのですが、継続した論文対策が必要と考え、秋季で論文があるものを受けようとPMを選択したのが実は勉強のきっかけでした。

PMの論文対策をどうするか考えていた時に
そもそも論文の手応えとは何を根拠にあると思ってるんだろう?」と思い始め
言語化してみると根拠は
準備していた論文ネタの反映をどれだけできたか
でした。

いやいや、準備している論文ネタがそもそもダメなら反映できたってダメじゃん!!となり、色々調べてiTECさんのコースを受けることにしました。

論文添削+模擬試験ありを選択しました

正直お金を払って添削してもらうことに抵抗はありました。安くないので。。。
悩んでいると妻から
「2回も論文で落ちているのにも関わらず、同じ勉強法でやっても結果は変わらないのでは?」とアインシュタインばりの名言が私に炸裂し、やってみることにしました。笑
これはやってよかったと思えます。

添削は計2回やってもらうことができ、2回とも同じテーマの課題で添削をしてもらえます。1回ずつ違うテーマでも良いですが、同じテーマのものを2回出した方が良いかなと思います。

模擬試験前までに自分の論文を添削してもらってアドバイスをもらい
それを生かして模擬試験挑むと午後2の成績で2位をいただくことができました。

あと、コースについてきた「合格論文の書き方・事例集」の本の5.1のひな形が大変参考になりました。
所有していたST用の「第5版の合格論文の書き方・事例集」には載っておらず、第6版から新しく追加された内容のようです。
あまり文章を書いてこなかった私には非常にありがたかったです。

このように地道にコツコツ勉強をし、やっと論文の壁を突破し、高度試験初合格をすることができました。

まとめ

1."戦略的リソース法"で勉強計画を立てる
2.立てた計画通りになるようにコツコツ勉強する
3.お金を払ってでも論文批評してもらう

上記3点を実施してやっと合格することができました。
勉強実績は 約3ヶ月で計110h でした
無理なくやれたのでいいペースだったのかなと思います。

皆さんの参考になれれば幸いです。

PM勉強実績の可視化

現在は春季のST目指して勉強中です。次こそは。
これからも引き続き継続して学んでいきたいと思います。

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