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【読書】生きるために学び続けたいテーマ-26歳の自分に受けさせたいお金の講義

進学するとき、就職するとき、結婚するとき、仕事を退職するとき、自分の人生の節目になると同時に考えなければならないテーマ『お金』。

去年出産をして子どもと生活するようになってもう少しで一年になろうとする。

生まれてきてくれた我が子にはお金で不自由な思いをさせたくないと思い、まずは本からお金の勉強をしようと手に取ったのが安江一勢さんの「26歳の自分に受けさせたいお金の講義」だ。

目次で自分の気になっている項目から優先的に読み進めて、自分の心に特に残った文をいくつか取り上げた。




暮らし


これから子どもが大きくなると今住んでいる賃貸では手狭なので今よりも広い場所へ引っ越しを考えている。
今までは賃貸一択だったが子どもが生まれたことで賃貸にするか購入するか悩んでいた。


家を買うことで何の資産を手に入れたいのかを明確にして、「賃貸ではダメなのか?」を考えたうえで、検討をするようにしましょう。

安江一勢著.26歳の自分に受けさせたいお金の講義,株式会社すばる舎,2024,p.167.

賃貸と購入のメリット(◎)デメリット(△)を考えてみると

賃貸

◎(購入より)気軽に住む場所を変えることができる
◎ 管理費なども家賃に含まれている
△ 資産にならない
△ 家を自分の好きなようにできない(壁に穴を開けたり…)
△ 老後もずっと家賃を払い続けなければならない

購入

◎ 将来的に資産になる
◎家を自分の好きなようにできる
◎返済後は毎月家賃を支払わなくてよくなる
△ 気軽に引っ越すのは難しい
△ 維持管理等の費用は都度かかる
△ 返済し終えるまでローンを抱えることになる


購入するとなった場合に気になるのが住宅地価。

現在住んでいる首都圏は通勤利便性を重視する傾向が強まり上昇傾向が続く見通しらしい。

土地を買うのは安い買い物ではないので今すぐに結論づけることはできないが、永住するかどうかが購入の鍵になりそうだ。


結婚と子育て


一生の愛には、お金が必要

安江一勢著.26歳の自分に受けさせたいお金の講義,株式会社すばる舎,2024,p.183.


結婚して、そして子どもが生まれてより一層お金の重要性を感じている。

まず彼氏と結婚相手では求めるものが違う。

基本的に財布が別々の彼氏は自分の趣味に浪費していても自己責任である。

しかし、結婚相手とは子どもが生まれたら共同の財布もできるだろうし自分の趣味ばかりにお金を注ぎ込まれるのは困る。

まだ我が子は0歳なので気が早いが、いつか結婚するならば最良のパートナーを見つけてほしい。

最良とは何かを考えた時に、周りの夫婦を見ていると似たような価値観や考え方を持っていて互いの釣り合いが取れていると感じる。

そのため、子どもが結婚相手として連れてくる人は似たような価値観や思考を持っているはずなので、裏を返せば子どもの人となりを表してるのかもしれない。


すべて公立系だった場合には850万円ほど、すべて私立系だった場合には2200万円ほど

安江一勢著.26歳の自分に受けさせたいお金の講義,株式会社すばる舎,2024,p.193.


上記の金額にプラスで習い事など子どもが挑戦したいと思ったことには惜しみなくお金を使えるようにしたい。

そのためには計画的にお金を用意しておく必要がある。

実を言うともう2人子どもが欲しいと思っている。そのためお金のこともきちんと考えて将来設計していかなければならない。


貯金と銀行


不必要な貯金の代表格は「なんとなく貯金」
「万が一のときのため」「将来の夢のため」「子どもの教育費のため」などの意味や目的がある場合には、それは必要な貯金になります。

安江一勢著.26歳の自分に受けさせたいお金の講義,株式会社すばる舎,2024,p.051


ここ最近株式投資のために銀行になんとなく貯めていた「なんとなく貯金」を切り崩しているが始めてよかったと思っている。

必ず資産がプラスになるとは限らないしマイナスになったことだってある。

しかしお金の価値が今と未来とでは全く同じではない。

現金、銀行だけでなく色々な持ち方で資産を持っていた方がリスクに備えられる。


仕事とキャリア 自己投資


あなたの年収は、あなたのまわりにいる5人の平均年収となるのです。よくも悪くも。

安江一勢著.26歳の自分に受けさせたいお金の講義,株式会社すばる舎,2024,p.199.

自己投資をすることで、目に見えて効果が出るもの。それはあなたが出会う人の質です。

安江一勢著.26歳の自分に受けさせたいお金の講義,株式会社すばる舎,2024,p.246

今まで自分の周りを振り返ってみると、確かにその時の自分と似たような考えを持つ人が集まっていたように思う。


今私はありがたいことに素敵な友人たちに囲まれている。


最近パン教室に通っている友人から美味しそうなパンの写真が送られてきた。

私はこの一年間出産育児を理由にしてなかなか自己投資をしてこなかった。


習い事をする心の余裕を持ち自己投資ができる友人を立派で羨ましく感じていたので自分も夏までに何か新しい習い事に挑戦したい。

そして自分を磨き続けていった先に素敵な出会いに巡り会えたら幸せだ。


最後に お金と幸せ


この本を読み進めていく中でお金の重要性を再認識できた。


お金で買えないものを最優先に。
そして、お金で買えるものは買って、お金と幸せを交換していきましょう。

安江一勢著.26歳の自分に受けさせたいお金の講義,株式会社すばる舎,2024,p.287.


強く目を惹いたのは終盤に書かれていたこの文章だ。

すぐに思い浮かんだのは家族との時間。

お金の重要性に変わりはないが、愛する夫と大切な子ども、大好きなペットが自分にとって何にも変えられない唯一無二の存在である。

家族と過ごせるかけがえのない時間をこれからも大切に過ごしていきたい。


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