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【疲労回復と抗酸化】ほったらかし鶏ハムレシピ

鶏がなぜ飛べるのか、それは疲労を回復させる特殊なアミノ酸を合成することができるからである。


人が疲れたり、ストレスを受けたりすると体内でスーパーオキシド(・O₂⁻)、ヒドロキシラジカル(・OH)、過酸化水素(H₂O₂)と呼ばれる活性酸素が蓄積し、老化の促進やさまざまな疾病の原因となる。

これを除去する物質として最近よく耳にするのが『イミダゾールジペプチド』

鶏の胸肉にはその一つである『カルノシン』が多く含まれるとかで話題になりました。

栄養ドリンクなど多くのものが販売されていますが、その効果の検証はされていないことが多い中、このイミダゾールペプチドは効果の実証がされています。

日常生活で疲労を感じている207名に対し、プラセボ、200㎎のイミダゾールペプチド、400㎎のイミダゾールペプチドを投与して8週間の疲労感をモニタリングしたところ、プラセボの疲労感が約20%減少に対し、400㎎のイミダゾールペプチド群は40%以上疲労感が軽減されました。

つまり、この疲労回復物質である『イミダゾールペプチド』が多く含まれている鶏肉、特に翼に近い胸肉を食べることにより、疲れをとることができるということです。


胸肉を簡単に摂取する方法として『サラダチキン』がありますが、それに似せて『鶏ハム』は簡単・おいしいのでおすすめです。

①鶏むね肉を観音開きにしてフォークで穴を多数あける
②砂糖、塩、こしょうをすりこみ10分放置
③ハムのようにくるりと巻き、ラップでキャンディの袋のように包んでねじる
④沸騰したお湯にいれ、火を止めて蓋をして1時間放置
⑤冷水で冷やして完成

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(作り置きにも便利)

エネルギー:231kcal
タンパク質:46.6g(81%)
脂質:3.8g(15%)
炭水化物:2.7g(4%)

高たんぱく、低脂質、低炭水化物の代表の料理みたいですね。

鶏むね食べて元気に!

栄養価の詳細はこちらです
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<参考文献>
・東海物産(株)特別研究員 柳内延也 イミダゾールペプチド https://www.jstage.jst.go.jp/article/nskkk/61/1/61_45/_pdf/-char/ja
・日本補完代替医療学会誌 第 6 巻 第 3 号 2009 年 10 月:123–129 新規抗疲労成分:イミダゾールジペプチド https://www.jstage.jst.go.jp/article/jcam/6/3/6_3_123/_pdf/-char/ja

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