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27歳、母になる。〜出産レポ前半〜
自己紹介
昨年、12月に予定日より17日早く女の子を出産しました。
初めての妊娠。幸いにもつわりが軽く、妊娠前と変わらない毎日を過ごしていましたが、妊娠7ヶ月(妊娠23週)の頃に突然「羊水過少症」と診断され、出産までの3ヶ月間入退院を繰り返しました。その時に経験した様々な体験を振り返ると、今回の出産は私と娘の頑張りの集大成だと思い、レポートとして残しておくことにしました。
結末を先に書いてしまうのですが、娘は低体重出生児(未熟児)のためNICUに入院することになってしまいます。
妊娠中の入院生活、NICU生活とイメージしていた出産とは少し違った経験もしたので、私の体験が誰かの力になるかもしれないと思っています。私も入院中同じ症状で入院されていた方のブログを見て励まされました。そんな心の支えやイメトレの一つの材料として読んでいただけたら嬉しいです。
出産3日前
妊娠9ヶ月の後半から入院していたので、頻繁にエコーをしてもらっていました。
エコーで赤ちゃんの体重が6日前とほとんど変わっていないことがわかり、羊水量も変化がありませんでした。
赤ちゃんの体重は推定2300g。週数より少し小さめですが妊娠37週に入り、身体もしっかり出来上がっていることから誘発分娩で出産することが決まりました。
エコー後、内診で子宮口の開き具合と柔らかさを診察。すでに子宮口1.5センチ開いており、初産婦にしては柔らかい子宮口だと言われました。
誘発分娩が決まったとはいえ、まだ臨月に入ったばかりなので、お腹の赤ちゃんが陣痛に耐えられる力があるかどうか確認しなければいけないとのこと。
「今週産みましょう。」
そう主治医から言われ、出産のための準備が少しづつ始まりました。
出産2日前
この日は、NST(ノンストレステスト)という検査を行いました。
これは、わざと子宮収縮を起こし、赤ちゃんがそのストレスに耐えられるかを検査するものです。
私の入院していた病院では、乳頭を刺激して子宮収縮を起こし、その様子をモニタリングするという方法で行われました。
無事検査をパスし、内診。子宮口は2センチ開いていました。
この日はお産をもっとスムーズに進めるために、たくさん歩きました。助産師さんからはただ歩くだけでなく、大股で歩くようにアドバイスされました。
出産1日前
分娩準備のため、午前中にラミナリアという道具を使って子宮口をさらに広げる処置を行いました。これが激痛で激痛で…😭
この処置は、綿棒のような細い棒を子宮頸管内に挿入し、その綿棒が周りの水分を吸収し次第に膨れくることで子宮口を広げるというものです。
私は、ラミナリアを8本入れました。
あまりの痛さに気分が悪くなり、内診台の上から降りられず、しばらく下半身を曝け出した状態で休憩…笑
ラミナリアを入れてからは痛みと違和感で座ることが難しくなりましたが、なんとか耐えました。
出産当日〜内診まで
誘発分娩は本陣痛が起こらず、翌日に仕切り直されたり、最終的には緊急帝王切開になったという人もいて、もしかしたら私も…とビビっていました。
早朝に陣痛室へ移動し、そのまま朝食。
9時頃、内診で昨日入れたラミナリアを抜き、子宮口の開きを確認。すでに4センチ開いていました。
そして予定通り、促進剤で誘発分娩に取り掛かることになりました。
後半へ続く。
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