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恋愛のトラウマ

サイコロジストとのPTSDの治療法は記憶を戻して、記憶を切り離していくという作業で、両手にバイブレーションの装置を持たされ、記憶が出るたびに置き換え、バイブレーションを作動する。そうすると、無意識に記憶が置き換えられるそう。また、タッピングというやり方もあって、それも誘導されながら記憶を戻して、体の一部を触りながら思い込みを変えていく。

私はそれで、理由の告げられない婚約破棄の怒りの度合いが薄まった。何年経ってもその事を思い出すと体がワナワナとなって、感情的になっていた。そんなわけで、次の恋愛も何かがおかしくなると、過去で出来事を思い出してしまうわけだ。

言いたいことを我慢しない、特に日本人との恋愛ではないので、空気読むとかはないし、はっきり言ってもそれがコミュニケーションになるから将来的にはいいのである。では、なぜあの時、私はだまってしまっていたのか。それは、根本的な考え方がおかしく、コミュニケーションを取る気も失せるぐらいの人だった。脳の障害の人はスタート地点で離れなければいけなかった、というのが今の考えだ。そして他の理由で、離れなかった自分がいた。精神的自立と経済的自立は絶対的なのである。トラウマもあるが、学ぶこともあり、いまだに独身でいるのが、現実逃避的な考えで、自己防衛をしている自分がいるのも分かった。まだまだ、自分と向き合っていないということなのか。サイコロジストとのセッションは全部で10回ぐらいであと半分ある。中々、面白い作業である。

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