中堂大嘉

シナリオ作家集団トキワ所属。演劇ユニット黒虹サンゴ主宰。 私生活、創作に関して、などな…

中堂大嘉

シナリオ作家集団トキワ所属。演劇ユニット黒虹サンゴ主宰。 私生活、創作に関して、などなど。

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近況報告

今年は脚本に重きを置いて活動しようと思い、黙々と執筆しておりました。 過去作を書き直してみたり、コンクール用のプロットを書いたりなどなど・・・脚本家として成長したい1年です。賞獲りたい・・・オリジナルジャージ作りたい・・・裁判傍聴いきたい・・・相撲を生で見たい・・・ 今年は脚本に力を入れつつ、やりたいこともどんどんやっていこうと思います、特にオリジナルジャージ作りたい(なぜかこの欲求が強い) 話はまるっと変わりますが(まるっと変わります) 昨日、脚本を担当した短編ドラマ2

    • それでも僕はやってない

      夕方。 駅から自宅への帰り道。 腹減ったなぁ、とか思いながらテクテク歩く。 しばらくして気付く。 前方に若い女性A。 そういえば駅からずっと前にいる。 いるなぁーって感じ。 特に気にせずテクテク歩く。 信号待ち、Aさんが振り返り、チラチラ私を見る。 信号が青になり、早足で歩いて行くAさん。 なんだ? 知り合い? でもないな・・・ と、思いながらぼんやりAさんを見ながら、歩いていく。 すると、再びAさんが振り返る。 怪訝そうな表情・・・ 私を一瞥し、

      • 映像演劇作品の魅力―その①―

        映像演劇作品「わたし、の、せかい。」 リリース開始から1週間が経過・・・ ・・・正直な所・・・ ・・・売上はなかなかに厳しい状況・・・ (マジかよ・・・普通に舞台公演してた時の方がetcxxxyyyzzz…) と、いうわけで、自ら今回の企画や作品の魅力についてお伝えいたします! その1『いつでも・どこでも』視聴可能!今では当たり前になった「演劇やライブの配信」 このコンテンツを見ている時に僕は「せっかくSNSに特化して、より多くの人に届けられるのに、その時間に見ないとい

        • 「想像を超える」

          先日、映像演劇「わたし、の、せかい。」全ての編集作業が完了し、後はリリース開始を待つのみとなった。(そして現在、こちらの前編を無料公開しているので、ひとまず見て欲しい。) ▽わたし、の、せかい▽ ・https://www.youtube.com/watch?v=Pwxu2RaQ62c&t=8s そこで創作過程を振り返りながら、今回のスタッフ陣に関して書いていきたいと思う。 まず紹介するのは、今回出演して頂いた「佐藤睦さん」 初日の撮影ではカメラ位置を変えての・定点長回し

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          演劇を知らない人達へ

          僕が初めて演劇を見たのは、小学校の芸術鑑賞会。 シェイクスピア作品の「何か」だったと思う。 当時の僕は、そういった事に関心が無く、「演劇」という言葉も知らなかった。 そんな僕が「演劇」と出会ったのは、専門学校の授業。 映像俳優として活動しようと考えていた僕は、仙台の表現に関する専門学校に入学。 そこで「演劇」という言葉を知り、「観劇」という行為を知り、「小劇場」という存在を知る。 「小劇場」の自由度に驚いた。 僕が今まで見てきた「芸術鑑賞」では絶対に見る事ができ

          演劇を知らない人達へ

          非現実逃走記

          先日、映像演劇作品「わたし、の、せかい。」ED曲が発表された。 公私ともにお世話になっているシンガーソングライターちゃるけんさんの楽曲。 「非現実逃走記」 https://www.youtube.com/watch?v=MVQ13j8DPRI 切っ掛けは「わたし、の、せかい。」ED曲に誰かの歌を挿入したいとなんとなく思ってた時に、ちゃるさんからリリース曲の連絡を頂き視聴。 ・・・なんこれ・・・めっちゃいいじゃん・・・それに作品にめっちゃハマるやん・・・ まず驚いたのが

          非現実逃走記

          父に分数を教える、高校生の俺

          僕が高校生の時、父親は土木作業員、母親はパートとして働いていた。 いつからか、両親が不仲になり、同じ家でも別々の部屋で食事をするようになった。 (金か女か、なんかそういう理由だったらしい) 基本的に「母と妹」「父」が食事をする。 僕は「母」と「父」をいったりきたり、その日の空気感に合わせてどちらと食事するのかを決めていた。 わだかまりは消える事なく、程なくして「離婚」 母親と妹は別の家で暮らし、僕は父親と一緒に生活していた。 (親権は母親にあったんだけれど、父親の家

          父に分数を教える、高校生の俺

          デザインとアート

          映像演劇作品「わたし、の、せかい。」 ようやく使用する映像素材が確定し ・台詞挿入 ・エフェクト、トランジション選別 に取り掛かっている そして先日、撮影・編集の山本翼さんと編集協力のkokeshiさんと打ち合わせをした 言葉遊びを使った台詞挿入を検討していて、僕が書いたこのラフを参考に、どのような文字の見せ方が良いのかを話し合った そこでよく出た言葉 「どのようにデザインするのか?」 僕は正直、デザインする?デザインするって何? と、思っていた とりあえず、

          デザインとアート

          【舞台版】わたし、の、せかい。

          先日、クラウドファンディングのコレクターの方(一部)に舞台版「わたし、の、せかい。」の限定公開のURLを送付させて頂いた。 というのも、リターン提供(完成作品限定公開URL送付)予定日に制作が間に合わず、何とか先に提供できる物はないかと考えた結果、「舞台版わたし、の、せかい。」としてエフェクト等々の映像加工や音楽が未挿入の「生の舞台感」を重要視した内容をお届けしようとなった。 (度重なる延期・・・誠に申し訳ありません・・・心よりお詫び申し上げます・・・) そして今、映像エ

          【舞台版】わたし、の、せかい。

          一年間のイベント~一万人動員を目指して~

          映像演劇作品「わたし、の、せかい。」は一年間かけて販売する。 そして目標動員数は・・・一万人・・・ ここに到達するために様々なイベントを現在計画中。 ほんとに、あくまで検討中。 ―夏― ・ポエトリーリーディング動画、朗読動画の無料公開 →一つの作品でどれだけ色々な表現を用いて展開できるのか検討中 ・グッズ販売 ロングタオル、Tシャツ、キーホルダー →収益化次第だけれど、より多くのグッズを販売したいなあ ―秋― ・各地方にポスター掲載 ※コロナが落ち着いた頃に、各店舗にて写

          一年間のイベント~一万人動員を目指して~

          演劇と音楽

          先日、「わたし、の、せかい」音楽担当のぱやんさんと共同音源制作を行った。 ・挿入箇所選別 ・素材検証 ・音色確認 大きくこの三つの作業を行った。 最初に行ったのは素材検証。 大体のイメージを伝えて、挿入できそうな所には様々な音を入れてもらっていたので、その確認。 様々な楽器の音やリズムを入れてくれていて、沢山の提案をしてもらった、感謝。 (・・・とりあえず音が入れられそうな箇所は全部入れてみてという無茶なオーダーに見事に応えてくれた・・・重ねて感謝) 頭から検証してい

          演劇と音楽

          VSストーリー

          今まで脚本についての参考書を読んだり、いくつか舞台脚本や映像脚本を書いてきた。 また映画やドラマ、アニメもいくつか見てきた。 その中でここ最近思うのが ・・・ストーリーに飽きてきた・・・ どんな登場人物が、どんな設定で、どんな人達と出会い、どのように変わっていくのか? 人々は見るし、作り手としても上記の要素をどのように面白く描き人々を感動させるのか?という事を考えて試行錯誤を繰り返し、創作していく。 なんだけど、見るのも作るのも、関心が湧かなくなっている。 これは

          VSストーリー

          「音楽-劇伴-」

          先日、映像演劇作品「わたし、の、せかい。」の音楽を担当するぱやんさんと打ち合わせを行った。 今まで舞台の脚本・演出を行う時は、 ・玄関のチャイム ・スマホの着信音 という効果音や ・アーティストの既存曲をまるっと使用したダンスシーン は挿入した事があるんだけれど、 「会話中」や「間」に音を入れる ・劇伴 これを行うのは、初めての作業。 というのも舞台を作る時に、僕は会話は会話中心、音楽は音楽中心に、シーンを見せたいという意思が強かった。 そんな僕がぱやんさん

          「音楽-劇伴-」

          1人芝居と台詞挿入

          映像演劇作品-1人芝居-「わたし、の、せかい。」では、台詞挿入(モーショングラフィック)がハマるという事を前回書いた。 そこで、なぜハマったのか?という条件を考える。 ・1人芝居 ・言葉遊びが多い脚本 ・簡易的なセット、小道具 大きくこの3つの条件。 当たり前の事だけど、1人芝居なので、相手役がいない。 なので、この1人の俳優をどのように映して展開していくか?という事にのみ集中する。 しかし、これが3人、4人となると他のキャストを含んだ上での映像展開を考えていかなけ

          1人芝居と台詞挿入

          演劇を映像化する可能性

          こんばんは、脚本家・演出家の中堂大嘉です。 現在、製作中の映像演劇作品-1人芝居-「わたし、の、せかい。」の事を振り返りながら、演劇を映像化する可能性を探っていきます。 【舞台映像を映像作品として昇華する】 という事をテーマに創作しており、今は7割ほど映像加工する前のラフが完成した。 現在どのようなトランジションやエフェクトを加えてシーンに挿入していくかを試行錯誤しながらチームで進めている。 当初、行おうとしていた事は ・観劇では見れない角度からの撮影 ・膨大な量のカ

          演劇を映像化する可能性

          「わたし、の、せかい。」脚本後編公開

          〇シーン5 「今」 立ち上がり、一定のリズムでジャンプを繰り返す 俳優「大丈夫、大丈夫、今の私は、私の物。」 着地し、止まる 俳優「身長〇〇センチ、体重〇〇キロ、の、人間。」 腹式呼吸でS音を放出する 少しして箒と塵取りで破いた手紙を集める 俳優「は、幅〇〇メートル、高さ〇〇メートル、縦〇〇メートル(舞台の大きさ)の、世界から、どこまでも、とんでいける、はず。」 箒に跨る 俳優「ひゅるり ひゅるり ひゅるりらら。」 俳優「ひゅるり ひゅるり

          「わたし、の、せかい。」脚本後編公開