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性格類型による。資産を増やす『マネープラン』

今回は『マネープラン』です。みなさんは、いかがですか。しっかりとたてて、実行していっていますか。僕のマネープランはダメな方ではないか、と自分では思っています。今回お伝えするのに、そもそも「マネープラン」って何だろうと考えました。ぼんやりとしかわかっていない、というのが実情だったりします。

僕が思うマネープランは、自分の人生が終わるまでを思い描いて、その人生でお金で困ることがないように計画を立てておく、みたいなことかなと。

僕の人生とはいっても、僕だけのものではなく子供がいますので、その子たちの分も含めて、自分の人生でどのようにお金と関わっていくのか、ということを考えておくこと。

具体的にいうと、保険や投資。あるいは複数の収入源を持つなど。不動産投資などもありますね。そういうものも含めて、収入の分散だけではなくて、お金を分散して分散投資しておくとか。自分の人生の中でお金をどう運用していくか、使っていくか、貯めていくか、ということだと思っています。

もう本当にこれ、マネープランのプロが聞いたら「アホかい!」と言われるようなことかもしれませんけれど、これぐらいしかわかっていないんですよね。これぐらいしかわかっていないですけれど、なんとか人生をやっています。

僕は還暦を過ぎていますが、もちろんお金で苦労したことはあります。お金の返済に困って、キュウキュウに追込みをかけられて「こんな苦しいんだったら、死んじゃった方がマシだな」と。そう思っていた時期も短くない時期にあったりもしたんですが。でも生きていますからね。なんとかやりくりできちゃっている、ところがあります。

「そんなんで大丈夫ですか?」と、よく言われることもあります。これが気質の問題であると僕は大きく思っているんですよね。だって、同じような人の中にもすごくお金に細かい人もいれば、そうでもない人もいます。豪快にお金を使える人もいれば、それで身を切られるように痛い人たちもいますよね。いろんな気質の人。気質=性格ですが、いろんな性格の人をみんな一緒にして「これが最高のマネープランだ!」ということは無理があるな、と僕は人生を経てきて思っています。

僕の研究している勉強の知見の中では、類型論があります。類型論信者ではないのですが、様々なタイプに合うお金のマネープランは、1つではないだろうと思っています。

そこで『本能のサブタイプ』をこれからお伝えするのですが、これは社会的な生活を営む動物だったらどの集団にもある3つの類型論です。『自己保存タイプ』『セクシャルタイプ』『ソーシャルタイプ』、この3つです。

動物が遺伝子の中に組みこまれている3つの本能です。まず最初は、自己保存。命を守るということですね。自分自身が生きていく。そのための本能というのが自己保存本能です。

次は自分の子孫を残していく。そのためには、つがわなきゃダメですよね。そのための本能がセクシャル。

最後はソーシャルですが、集団で生活をする、社会的なつながりがなければ生きていけないような社会になっていますからね。社会的な生活を営まなきゃいけないわけです。その意味でいうとソーシャル本能というものもあります。

この中で一番お金に密接に関わってくるのは、『自己保存の本能』が高い人たちなんですね。自己保存の本能が高い人たちは、自分のお金や健康、家、そういうものがすごく気になる人たちです。

今日は3つの本能を分類するというよりは、ご自身が『自己保存本能が優位』か『自己保存本能があまりないか』という部分で、マネープランの区別ができると思います。

自己保存本が高い人は、旅行に行くときに泊まるところが決まっていないというのもあり得ないですね。ちゃんと予定が決まっているほうが安心です。海外に行ったらこれもないと困るかもしれないと、薬や日本食の非常食も入れるかもしれないですね。なぜかカバンがパンパンになっちゃう人たちが、自己保存本能が高めの人たちです。

自己保存本能が優位な人は、やはりマネープランはしっかりしていますよ。お金は命を守るためにとても大事なものなので、しっかりプランを立てて貯金しています。すごく貯金していると思います。投資は嫌いですね。そういうハイリスクハイリターンなことは怖いです。まず貯金ですね。

次に投資するとしても低、リスクなものにいくのが、自己保存本能の人は安心感があると思うんですよ。まわりから「いやいや、そんな今銀行にお金預けていたってちっとも増えないじゃん」とか「なになに? そんな利回り低いのに投資しているの?ダメダメ!」とか言われると思うんですよ。

言われると思うんですけれど、それは気にしないでください。自分の気質・性格的にそういう「安全が好き」「守るのが好き」という性格なので、そこからあまりはみでたことをやると、その投資がたとえいい投資であっても、ちょっと気持ち的に苦しくなって、その投資についていけなくなるということがあります。

逆に自己保存の本能がない人。これ、僕はない方なんです。お財布を落としたりとかね。ハイリスクハイリターンなのにすごい大きなお金をつっこんで溶かしちゃうとかね。そんなようなことをやってしまうんですよ。そんな僕がまずやらなきゃいけないのは、コツコツ貯めるっていうことです。これ言われました。できない人はコツコツ貯めるところからやってください。

僕が始めたのは500円玉貯金です。今はキャッシュレス決済になっちゃったので500円玉も貯まらないんですけれど、結構貯めました。3缶ぐらい貯めました。20万円ぐらい貯まる缶かな。そうしたらやっぱりコツコツやることもできるようになってきたんですよ。なので、自己保存本能が低い人はどんな小さな額でもいいのでコツコツやることをまずやりましょう。

あとは、マネープラン的に自分の好きなようにやってもいいと思います。でもコツコツ地味にやっていくマネープランを横に走らせておくということが、僕自分に言っているようなものなんですけれど、破綻しないです。それはそれで大事と思ってやっていくこと。ここをまず考えていくといいマネープランができるんじゃないかな、と。

結構今日は乱暴な話かもしれませんけれど、僕自身はそう思ってやっているのでお話をさせていただきました。

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