健康麻雀に行ってみました

健康麻雀に行ってきました

基本的に私は、麻雀に関してはMリーグよりのスタンスで、麻雀は知的ゲームであり、お金を賭けなくても楽しめるという考え方なんですが、健康麻雀は合わないなぁという体験をしてきました

まず、行ったお店の料金システムですが、30分単位での時間精算で、漫画喫茶と同じようなシステムでした

それに加えて、時間打ちきりありでした

健康麻雀ということで、打つのは、基本的に激遅です

まぁ、遅いのは別にいいんですけどね、全員が全員、ツモって来た牌を手牌に入れるのにはまいりました

ツモってきた、その入れる牌の無駄な時間分、確実に切るのが遅くなります

老人や女性ならまだしも、オッサンまで、当然のごとくツモ牌を手牌に入れて、尚且つガチャガチャやってました

僕は、麻雀は推理するゲームで、手出しツモ切りは結構重要な要素だと思っているんですが、それ以前に、ツモってきた牌を手牌に入れないっていうのはルールだと思っていて、車で言ったら、右左折をウインカーを出さないで曲がるぐらいありえねーことだと思っています

つまり、健康麻雀は健康麻雀というジャンルであって、僕が普段やってる麻雀というゲームとは違うんだなと気づきました

あと、その店は積み棒も無しでした

当然赤牌も無しでした(まぁ、健康麻雀はほとんど赤牌無しですが)

というか、もう文化が違う

打ってる人の目的が違いすぎる

僕は、麻雀は一つでも上の順位をとることを目指すゲームだと思うんですが、どうやら健康麻雀では必ずしもそうでないことを見せつけられました

昔、田原俊彦の教師びんびん物語で、主役の田原俊彦が、成績のみを追い求める私立小学校で「ここは学校じゃない」って言った時みたいに、私は「これは(私の求める)麻雀じゃない」と思いました

比較的よくあるシステムだと、トップや連勝、役満和了などでポイントがつきます

その店(グループ)だけかもしれませんが、倍満和了やチンイツ和了でポイントがつくだけでなく、持ち点がいくら以上だとポイントがついたり、ダブロンで頭跳ねされた方にポイントがついたりしてました

なんというか、ちょっとゲーム性が違わないですか?

麻雀って、最終的な順位を一つでも上げるのが目的のゲームで、和了できるホンイツをわざわざチンイツにしたり、安全に取れるトップをわざわざリスクを犯して5万点6万点を目指すゲームじゃないですよね

もっと驚いたのが、半荘終了して、「時間があと5分あるから、次の半荘の東1局だけ打っていい?」って聞いた客がいたこと

金が発生しているわけだし、その局を打つ権利はあると思いますよ

ただ、麻雀打ちとして、その1局打つ意味あります?

ちょっと意味がわかんないんですけど…


私はサンマをやりません

やらない理由はサンマをやるとヨンマの感覚が狂うからです

同じように、健康麻雀をやったら、フツーの麻雀の感覚が狂うと思いました

とりあえず、私には、健康麻雀はまだ早い

あと30年たったら、もう1回来ようと思いました


【おまけ】

健康麻雀でも、ドラ1愚形即リーがトレンドになっていたのには驚きました

みんな、何気に真面目に取り組んでるのは取り組んでるんだなと感心しました

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