【Mリーグ】レギュラーシーズン20戦目まで見た感想【2021】

気づいたら、Mリーグが早くも20試合も消化されていました

各選手、数試合戦ったことだし、現時点での感想を書いてみようと思います

独断と偏見にみちた感想であることは、先にお詫びしておきます

数試合での成績なので、たいして意味を持たない数字も羅列しますが、現時点での紛れもない事実に基づいた数字なので、そんなの上振れor下振れ、もしくはたまたまだろうと思う方もいらっしゃると思いますが、まぁ生暖かい目で見てやってください

ちなみに、オカルト的視点での感想も多分にあります

あと、いちいち長くなるので敬称は略させていただきますが、尊敬してないわけではありませんので、そこのところはご理解ください

それではどうぞ


【1位】風林火山+348.7P(9-5-2-4)

【1】勝又健志+164.2P(3-1-1-0)

昨シーズンファイナルの勢いのままに、個人順位1位かつ最多勝(3勝)中。過去3年間の成績から見て、はっきり言ってこのポジションにつけているのは似合わないが、麻雀の巧さは間違いないところ。鳴いて良し面前良し、守備も良しと隙がまったく見当たらない。5半荘打ってトップ3回ラス0回で、和了12放銃2は完璧な内容。特に11/2の第2試合での、和了1放銃0での消エネトップはもはや勝又麻雀の完成形なのではないかと見ていて震えました。文句なしの技量に運が味方すれば、4シーズン目にしてやっと個人トップ争いに絡んでいけることになるでしょう。ちなみに、私は勝又の麻雀は認めてますが、髪型と髭と他人を見下したような解説で、勝又のことは嫌いです。フライデーは関係なしに。

【2】松ヶ瀬隆弥+127.1P(3-1-1-1)

令和のシンデレラボーイ。まぁ、ボーイとは間違っても言えない風貌だが。風林火山オーディションを勝ち抜いた勢いそのままに、個人2位で最多勝(3勝)中。誰がこんなに活躍すると思ってたでしょうか?私は思っていませんでした。まったくもってスミマセン。それにしても、松ヶ瀬は鬼ヅキと言って差し支えないぐらいついてます。全32名中唯一、出場した全ての半荘でツモ和了を決めています。普通、和了の比率は「ロン2対ツモ1」と言われていますが、ここまでの松ヶ瀬の和了はロン6ツモ9です。あり得ないぐらいのツモ和了の比率です。まさにこれは同卓者をツモり殺していると言えるのではないでしょうか。このツキが持続するようなら、この男が今シーズンの台風の目になること間違いなし。とはいえ、麻雀自体はイマイチ特徴を掴みきれていません。

【14】二階堂亜樹+30P(1-2-0-1)

特にこれと言った感想は無し。いつも通りだなと。ただ、今シーズンは良く和了るなぁとは思います。この人は淡々とMリーガーを続けていくんだろうなとしか思えません。今さら劇的に上手くなることもないだろうし、打ち方のフォームを変えることなく手堅く手堅く粛々と、自分の評価を大きく落とすようなS級のミスさえ重ねなければ、そうそう自分の地位が脅かされることもないでしょうからね。見ていて面白い麻雀じゃないですね。

【16】二階堂瑠美+27.4P(2-1-0-2)

初出場の半荘のラスを見た時は、どんだけマイナス叩くかわかったもんじゃないなと思いましたが、5戦終わってまさかのプラス領域とは驚きました。しかし見ていて万人がわかるように、ビックリするぐらい下手ですね。この人の頭の中はどうなってんのか不思議でしょうがないです。手組みもまぁ十分に怪しいんですけど、押し引きが無茶苦茶っすわ。これで麻雀勝ててポイントがプラスになるんだから、麻雀は本当に運だな。ドズル中将なら「麻雀は運だよ、兄貴!」ってなもんですよ。そのツキがいつまで続くか、要注目っす。ただ、二年目の高宮の時みたいにレギュラーシーズン完走しちゃう気がしないでもない。いや、それでもさすがに下手すぎるから無理か…

【チーム総評】連勝日が2日あり、チーム3連勝もありました。そしてなにより連続ラスが一度もありませんでした。風林火山は明らかに勝ちすぎです。風が吹きすぎです。現時点でのプラス材料としては勝又がツイてること。そして懸念材料の瑠美を早くも5戦消化させているので、最悪の場合あと5戦使って塩漬けにできることでしょう。まだ20戦しか終わってませんが、現在のポイントとチームの勢いからして、セミファイナル勝ち上がりはほぼ間違いないと思います。


【2位】麻雀格闘倶楽部+155.4P(7-2-8-3)

【3】滝沢和典+96.2P(2-1-2-0)

誰もが心の中で思ってはいるけど、面と向かっては言わないという出来レースで移籍してきた我らが滝沢少牌和典(←古い)ですが、どうやら地獄モードは引かずにすんだようです。昨シーズンの滝沢は間違いなく連闘で輝く駒だったのですが、どうやら今シーズンは連闘無しでも大丈夫なようです。というか、近年不調だった連盟のリーグ戦の方も今年はすこぶる好調じゃないですか。そんなに風林火山が嫌でしたか、そうですか。4戦目まで風林火山戦には登場しなかったので、今期は風林火山戦には出ないつもりかと勘繰っていたのですが、訳のわからない「ルミアキvsタキヒサ対決」の煽りで出てきて一安心です。とりあえず亜樹には1勝したので、次は勝又に勝って個人1位を奪取してほしいところです。麻雀については特に言うことはないです。所作は美しいですが、自身の麻雀はほぼ完成してて上積みはないですし、多井堀勝又あたりのレベルにはたどり着きようもないですから。普通にやってちょいプラスぐらいがちょうどいいんですよ。

【8】佐々木寿人+74.9P(3-0-1-2)

いつも通りの安定のトップラス麻雀。Mリーグの順位点の配分的に間違いなくそれが正解。これまでもこれからもやることは変わらない。ツイてる日は勝つし、ツイてない日は負ける。ただそれだけ。今期は3勝してるとはいえ、今のところ和了が少ないですね。調子が悪いんでしょうかね?3勝してて調子が悪いんじゃないかと思うぐらい、私の中での寿人の強さへの信頼は半端ない。ヒサトノートも全部読んでるし。鳳凰位とMリーグMVPをとったからなのか、なんとも言えない貫禄というかオーラが備わった気がするのは私だけでしょうか?というか顔つきが変わってませんか?立場が人を造るというやつでしょうか?それならば、ファンサービスの一環なんでしょうけど、SNSでの滝沢への絡みは第三者に軽く見られるので控えた方が良い気がします。いらぬお節介ですが。

【18】伊達朱里紗+13.9P(1-1-3-0)

戦前の大方の予想をはるかに越えて、全然やれてます。やれてますよ、朱きヴァルキリア!成績的にも、忍者藤崎ポジションで行くなら十分に合格点です。ただ、出場した5半荘での和了と放銃の数が同じなので、明らかに放銃しすぎです。放銃数が和了数と同じかそれ以上の人は、29位内川31位近藤32位村上の3人しかいないので、今後のことを考えるともう少し守備力を上げてほしいところです。話は変わるのですが、伊達はMリーグの対局映像で無茶苦茶映えるよなぁ。正直な話、普段はそんなに特別可愛いって思わない(←失礼)んだけど、Mリーグで対局している映像を見ると、真剣な表情と肌の白さと凛とした雰囲気で無茶苦茶魅了されるわ。しかも他の綺麗どころと比べてあざとさが一切無いのがイイ!Mリーグ対局中の伊達朱里紗には完全に心を持っていかれた。ただし、普段の姿にはそんなに惹かれない。あしからず。

【20】高宮まり-29.6P(1-0-2-1)

とりあえず1回はトップ取ったし、マイナスもたいしたことないし、レギュラーシーズン序盤としてはこれで十分。まだ4戦と試行回数が少ないとはいえ、ノー和了の半荘が無いのも好材料だ。おそらく多くて20試合ぐらいの登板だろうから、今のペースで最終的に-100PちょっとでおさまってくれればOKよ。あとはたまに変な髪型にするのだけ止めてくれれば、こっちは画面を見ながら常に高宮を応援してるから!麻雀ガチ勢なんて気にしないでガラリーかけてりゃたまには勝つ日もあるよ。

【チーム総評】連勝日が3日あり、チーム4連勝(しかも全員で)もあり、麻雀格闘倶楽部も勢いがありますね。そして端から見ていてチームの雰囲気も良さそうで、このままずっと上位をキープしていきそうな気がします。寿人滝沢がポイントを稼いで伊達が現状維持、高宮が溶かすポイントを以上をプラスし続けられれば、風林火山に続いて早めに上に抜けちゃいそうです。


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