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独断と偏見でMリーグ2020レギュラーシーズン順位予想してみた

Mリーグ2020のレギュラーシーズンの順位予想をしてみました

予想はチームの順位ですが、所属する選手のだいたいの成績予想をした上で、各チームの選手の成績の合計でチームの順位を予想しました(よって、このチームはさすがに三年目はくるだろとか、そろそろ落ち目だろみたいなチームの運勢的な感じの予想はしていません)

あくまで、選手個人の成績予想ありきです

ちなみに、予想をする上で重視した点は以下の2つです

①今までのMリーグでの打ち方から見た私の個人的な感想

②その人の生まれながら持っているであろう麻雀運と、現在の麻雀運を私個人として勝手に判断したもの

あと、Mリーガーに選ばれるぐらいなので、全選手ある程度の麻雀運は持っていると思うので、二年連続で地獄モードは引かないであろうとの希望的観測と、さすがに二年連続天国モードは引かないであろうとの公平性を希望しての選手の成績予想になっております


【第8位TEAM雷電】

「萩原プロ」

基本的に下手なのは周知の通り。鳴くべき牌を鳴かないだけで、現代の麻雀では圧倒的に不利。「雪原の求道者」などという訳のわからないニックネームをつけられていますが、「公開処刑場のピエロ」としか思えません。20年以上前に芸能界の老害どもと麻雀番組で戦うハギーをテレビの前で応援してた麻雀ファンも多いと思いますが、今やハギーが麻雀界での老害になってる現実を見るに、「視聴者にとっての黒歴史」とすら言えると思います。

一応、若手俳優時代に天下を取っているぐらいなので、生まれながらの運はMリーガーナンバー1であるのは間違いないところ。麻雀運に関しては昔は確実にあったが、最近は麻雀運の強さをあまり感じない(それでも他の人よりははるかにあると思うが…)。本来のハギーの運のポテンシャルなら、役満の1つや2つあがっていてもおかしくないところであるが、ハギーが麻雀を愛しているほどには、麻雀の神はハギーを愛していない模様。

Mリーグ2019において、実はハギーもかなりの地獄モードを引かされていたのだが、一度ついてしまった下手クソのレッテルと園田や松本の地獄モードの派手さのせいで、残念ながらハギーの地獄モードは気づいてもらえなかった。トップを取った時の最高得点ランキングが29位。下手なくせに爆発力もないんじゃ救いようがない。昔取った杵柄で客寄せパンダとしては機能しているようだが、ハギーがMリーガーでいるうちはMリーグに真の成功はないと思われる。

Mリーグ2019では地獄を引かされたので、今期は若干マイナスが減ると思われる。とはいえ、マイナス100pからマイナス200pぐらいには落ち着くと思われる。今期は是非とも役満あがって、役満和了映像をしこたま繰り返し見せていただきたいところである。

「瀬戸熊プロ」

連盟の鳳凰位と十段位をそれぞれ三度戴冠した連盟の中堅のトップどころだが、ハギーを除いた男性Mリーガーの中では、一番下手。麻雀運的にも10年前から7年前ぐらいをピークに下降の一途である。最盛時の麻雀運の強さから「卓上の暴君」などと呼ばれているが、Mリーグでの打ち方を見るに、「卓上の傍観者」といったほうが合っていると思われる。ハギーを黄門様とすると助さんポジションで、泥臭い麻雀は打たない。先制好形高打点だと前に出てくるが、後手に回ると愚形からの押し返しはほぼない。ハギー同様、鳴き進めるタイプではない為、当然のごとく後手に回ることが多く、参加率は低めなので、成績も悪くなる。

世間一般的には、一年目は魚谷白鳥瀬戸熊が地獄モードを引かされたと見られているが、前者の二人に比べて雀力が格段に劣るので、地獄モードではなく実力だった可能性もある。二年目も「たろうが安い七対子を見逃して欲張ったおかげであがれた四暗刻」のおかげでギリギリちょいプラスで終わったが、あれが無ければマイナス100p前後で終わっていたところである。正直な話、令和の時代に化石のような麻雀を打っているので、三年目もポイントがプラスど終わる未来はまったく見えない。二年目がたまたまちょいプラスで終わったおかげで体面は保てているが、ぶっちゃけた話、もう終わっている選手。典型的な昔の名前で出ていますというタイプ。最短3年後にクビ。5年後には間違いなくMリーグからは消えている選手。

今期はハギーと同じく、よくてマイナス100p、悪ければマイナス200pと予想。よほどの天国を引いてこないとプラスで終わることはない。基本的に固いタイプなので、緩やかにマイナスしていくと思われる。

【黒沢プロ】

Mリーグが始まってから、一番人生が変わったプロと言っていいだろう。結婚出産とイベント目白押しの中、二年連続のポイントプラスは立派である。

麻雀自体は上手くない。間違いなく上手くない。普通の人が黒沢プロと同じ打ち方をしたら、間違いなくボロ負けする。麻雀は上手くないが、セルフプロデュース力は超一流。「セレブ」というイメージの構築は、結果が(たまたま?)ついてきたおかげで、Mリーグだけに留まらず麻雀界の中で確固たるポジションを築いてしまった。ある意味見事である。

黒沢プロの麻雀を見ていると、麻雀はやっぱり持って生まれた(麻雀)運に左右されるゲームであるとつくづく思い知らされる。逆に言うと、麻雀の非情さ無情さ理不尽さをこれでもかと見せつけられ、道を究めるという点で、未来永劫将棋や囲碁と並ぶことはないと確信させられてしまう。

黒沢プロの凄さは豪運であることは間違いないが、肝の座りっぷりも半端ない。例え鳴かなくてあがれなかったとしても、鳴いて安い手をあがるつもりが無い。無駄に足掻くことなく、手が入らなければ地蔵ラス上等である。ふってもツモられても、一切の怒りや悲しみの表情を見せない姿は神々しくもある。麻雀のイメージはファイナルファンタジー7のクラウドのバスターソードである。バスターソードで相手の攻めをガードしつつ、攻めに転じたら一気に力づくでなぎはらうイメージ。

昔から妊婦はギャンブルが強いというオカルトがあって、出産を機に黒沢の運も落ちるかと思ったが、最近の対局を見る限りその心配は無さそう。セレブの豪運が成りを潜めない限りは、今期もプラス100p以上はやってくれると思う。ただ、麻雀自体が上手いわけではないので、地獄モードを引いたならばどこまでマイナスするかはわかったものではない。が、基本的に固いのでマイナス200pみたいなマイナスをたたく心配はないと思う。というか、地獄モードすら跳ね返す豪運の持ち主だと思っています。

雷電は黒沢が稼いで、萩原瀬戸熊が吐き出す未来しか見えません。黒沢も二倍は稼げないでしょうから、チームポイントがプラスになることはないでしょう。もしかしたら他のチームの動向次第で6位でレギュラーシーズンを抜けるかもしれませんが、ファイナルに行くことはまず無いでしょう。大波乱なく実力通りに落ち着けば8位だと思いますが、どこか1チームは地獄モードを引くので、結果的には7位ぐらいに落ち着くと思います。どこが地獄を引くかはわからないので、一応8位予想にしました。


【第7位EX風林火山】

「亜樹プロ」

雷電で言うところの萩原ポジション。フライデーされてもおとがめなしなので、犯罪でも犯さない限りクビは無い。女流麻雀プロがブルーオーシャンの時代から稼ぎに稼ぎまくり、麻雀界の中でも頭一つどころか二つ以上抜けた知名度を誇る為、Mリーグにおいても必死に成績を追ったり、爪痕を残す必要はないので、負けても悲壮感も無ければ焦りも感じられない。

現状においては、勝敗云々よりも、無様な振り込み等で二階堂亜樹ブランドの価値が下がることの方が問題なので、自分が優位な状況でしか前に出ない。一年目はちょいマイナスだったので、本人的にも問題なかったが、二年目は下振れを引かされた。Mリーグのルール的にも前に出ないと勝てないのは周知の事実だが、それでも頑なに前に出ない。三年目も良くてちょいマイナス、悪くてマイナス100pぐらいになると思われる。さすがに二年目ほどのマイナスはたたかないとは思うが、連盟のリーグ戦を見るに、まだ不運モードからは回復していない模様。

「滝沢プロ」

典型的な麻雀は上手いが強くないプロ。ルックス良し、麻雀の所作も美しい、麻雀も上手い、しかし麻雀運がほぼ終わってしまっている麻雀プロ。正直な話、生まれてくるのがあと十年遅かったら、連盟の若手プロに埋もれて表舞台には出てきてない可能性すらある。それぐらい麻雀運が終わってる。まさかのMリーグ指名からの少牌、大三元、ポイントプラス300越えと、Mリーグ一年目は超天国を引いたが、二年目は当然のごとくマイナス200p近い成績に終わった。RTDでの圧倒的なまでの敗北、連盟リーグ戦Cリーグでのくすぶりを見るに、残念ながら麻雀の上手さを生かす麻雀運を持っていない。例えるなら軽自動車に乗るF1レーサー。

客観的にシビアな判断を下すなら、五年後にはMリーグにいない選手。逆に言えば低成績が続いて、滝沢プロをクビにしているならば、Mリーグは健全に運用されていると言えるだろう。成績を問わずに亜樹滝沢の美男美女推しで五年後もやっているなら、Mリーグは終わっているだろう。とはいえ、たまにポカがあるが、基本的に麻雀が上手いんで、トントンかマイナスしてもマイナス100pぐらいでおさまりそうなんだけど、三人チームは登板数が多いから、比例してマイナスも増えちゃうから、気づくと負債が膨らんでるんだよな。

「勝又プロ」

「麻雀軍師」とか「麻雀IQ220」とかってたいそうなニックネームをつけられてる割には、Mリーグでの成績がパッとしないプロ。麻雀は抜群に上手い。それなのに成績がついてこないのだから、麻雀は難しい。個人的な印象は「爆牌を打たない爆岡弾十郎」である。相手の手は読めるが、一枚二枚の格下ならともかく、それ以上の格下の手まで読んで読み違えてる印象。たぶん、上手い面子に囲まれた卓の方が安定して好成績を残せると思われる。つまり、Mリーグ向きの選手ではない。頭が良い割には、下手な選手の下手な打牌にイライラしているのが良くわかる。あと、格下に舐めプして痛い目を見ている場面も見られたので、実は感情の抑制が上手くないのかもしれない。麻雀運の強さが売りのプロが多い連盟A1リーグのプロの割には麻雀運は弱めである。逆に言うと、麻雀運が強くないのに連盟A1であり続けているのだから、どれだけ麻雀が上手いんだよって話。ただ、手堅くまとまっているせいで地味な印象で、記憶に残っている唯一の事柄がフライデーに載ったことだけなのは私だけであろうか?というか、本当にフライデーの内容が真実であれば、ダブル役満級の金星を上げてたわけだが…

自著の「麻雀IQ220の選択」を読む限り、麻雀の上手さは桁違い。イライラする感情はあるが、弱気になったりする感情は無いので、例え地獄モードを引いたとしても、マイナス100pより悪い成績になるのは想像できない。ポイントの予想としてはプラス50pから100pで手堅くまとめてくるだろう。

予想としては7位をつけましたが、評価としては雷電とドッコイドッコイだと思っています。ただ、メンバーの雀力の平均が風林火山の方がはるかに高いのでこちらを上にしました。一年目のようにスタートダッシュを決めた場合、無理せず2位3位を量産して道中上位キープもあるかと思いますが、早々に下位グループに落ち着いた場合、爆発力がないのでじり貧は必至かと。勝又ちょいプラス、亜樹マイナスはほぼ予定通りになるだろうから、滝沢の結果次第で順位が決まるでしょう。

【第6位セガサミーフェニックス】

「魚谷プロ」

一年目で地獄を見て、二年目で超天国モードを引いたMリーグ2019MVP。比較的オーソドックスな現代麻雀を打つ印象。ただし、押し強め。間違いなく現在女流最強。押した牌が刺さりまくれば一年目と同じようになるし、刺さらなければそこそこプラスを稼ぐ選手。女流としては麻雀の強さこそが自身の商品価値なので、亜樹プロと違って死んでもまけられない必死さがある。

見ていて、基本的に押しすぎの場面以外ではあまり違和感のある、視聴者の多数が下手だなぁと思う打牌がない。そこそこヒキも強い。今期のプラス400p越えは出来すぎだが、プラス200p越えで上位5位ぐらいに入ってきてもおかしくないぐらいの強さの領域には達していると思われる。精神的に自分が優位に立っている時の方が強さを発揮するタイプだと思うので、シーズン序盤にポイントプラス域に居続けることができれば、ポイントをどんどん上乗せしていくと思う。

「近藤プロ」

近藤プロも二年目に天国を引いていた。ラス回避率が尋常じゃなかった。とはいえ、二年連続大幅にプラス領域にいることから、間違いなく雀力は高い。高いとは思うのだが、沢崎プロと近藤プロは他の選手が見えないものを見ての強さのように考えられるのだが、どうだろうか?オリジナルの手順から繰り出される押し引きは、現代麻雀からはかけ離れていると言わざるをえないが、結果を出し続けている以上、認めざるをえないのだろう。

近藤プロは堅いし、安定感が抜群だ。大崩れする姿が想像できない。黙っていてもプラス100p以上は稼いでくれるだろう。貪欲に勝ち徹するなら、近藤近藤雨近藤でいいのだが、それができないのが、フェニックスの弱さなのだろう。

「茅森プロ」

私が選ぶ二大クビ候補の一人。ちなみにもう一人は当然石橋プロ。若い時は可愛らしいルックスと、女流全体のレベルの低さからくる相対的な麻雀の上手さで、天才すぎるなどとちやほやされていたが、年齢的な容姿の老化と現代麻雀の浸透による業界全体の雀力の底上げにより、もはや普通の人である。石橋プロは神がかった半荘を極稀に打つが、茅森プロは本当にたまに神がかった一局を打つ。ちゃんと勉強すれば強くなるのだろうが、本人にその気もなく、ハングリーさのかけらもないので、五年後はいない選手だと思われる。基本的にオーラスでの着順取りは素人レベル。道中は強気の攻めが功を奏してアガリを拾う場面を良く見たが、オーラスが酷すぎる。

二年連続してマイナスの成績だが、三年目も特に何も変わることなく粛々とマイナスを叩きだしてくれるだろう。個人的には三年目もマイナス100pから150pは叩くと思います。

「和久津プロ」

違う意味でのプロフェッショナル。万人に受けているかは別として、容姿に関しての妥協は一切ない。麻雀は下手の一言。去年はもっと負けると思っていたが、意外と留まった印象。やはりあの雀力で連盟のA1にたどり着いただけのことはある。持って生まれた半端ない麻雀運である。過去のインタビューによると、他者の息づかいや打牌の音でテンパイがわかるらしい。麻雀に対して斬新的なアプローチであるが、連盟A1にたどり着いているので、実は連盟のリーグ戦では有効なのかもしれない。とはいえ、多井プロや村上プロといった海千山千の強打顔三味線相手のMリーグでは通用しなそうな技術である。

基本的に先制されたらペシャ降りか、開き直っての押ししかない。牌効率が怪しいし、鳴きを多用しないので、後手をふむ場面が多い。よってあまり勝負に参加してない印象。容姿以外にこれといった強みもないので、今期も粛々とマイナスを重ねていくでしょう。こちらも茅森プロ同様に、五年後はいない可能性がかなり高いと思います。

基本的にフェニックスは魚谷近藤が稼いで、茅森和久津が吐き出すチーム。去年は準優勝だが、その原動力は魚谷と近藤の天国モードによるもの。今期はそれがなくなると思われるので、チームポイント的にはトントンで落ち着くと思われます。

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