雷電と風林火山はMリーグを盛り上げるつもりはあっても、麻雀界を盛り上げるつもりはない
雷電と風林火山が今回も四人目の選手指名を行わなかったことは、大多数のMリーグのファン及び麻雀ファンを失望させたのは間違いないと思う
今期最下位のチームと二年連続ファイナル進出を逃したチームが新たな補強をしないのである
プロ野球なら考えられない事態だ。フロントの怠慢だって非難轟々になるところである
私個人の考え方なのだが、せっかく最大32名の麻雀プロをMリーガーとして露出できるのに、その枠を使わないでみすみすチャンスを棒に降ってるのは、麻雀界を盛り上げるつもりがないのかなと思わざるをえない
もちろん、金が絡む事だし、各企業それぞれの戦略があるとは思う
ただ、企業の規模からして、最低年俸400万円って、用意するのにそんな大変な金額ではないと思うのだが、そこのところはどうなんでしょうねぇ
ぶっちゃけた話、この2チームの監督なりオーナーなり関係者は、5つの麻雀プロ団体に所属する麻雀プロ約2000名の中には、
今現在Mリーガーとして指名する価値がある選手はいない
と言っているに等しくないですか?
もっと言えば、雷電と風林火山は連盟縛りと言われているので、
雷電と風林火山は、連盟のプロの中にMリーガーたりうる麻雀プロはもういないと言っている
わけなんですよね
つまり、来期は強制クビ切りがないことが確定してるので、誰かが大病患ったり怪我したりで長期離脱が確定してたり、引退したり、死んだりしない限り、
来年のドラフトで指名される麻雀プロはいない
わけなんですよ
そりゃあ、麻雀界は盛り上がりませんよ
自団体の看板タイトル取ったり、大規模なオープンなタイトルを取っても、ほぼほぼMリーガーに指名されないんじゃ、Mリーグも麻雀界も盛り上がりようがないでしょ
川淵三郎さんには、そこんところをもっとガンガン言って欲しい(せっかく連れてきたんだから)ところである
では、雷電と風林火山はなぜ四人目を指名しなかったのか、勝手に推測してみようと思います(あくまで悪い方に推測しただけです)
まず雷電から
これは、単純にハギーが【人数が増えたら自分が打つ機会が減るから】って選手増員を嫌がったというのが大方の見方です。まぁ当たらずとも遠からずと言ったところでしょうか。私もそれはあると思います。
雷電はハギーと、ハギーが打てない時のスペアが一人、予備でもう一人いればいいチームなんです。もう一人分の予備はいらなかっただけのことなんです
あとは、親会社の電通が「Mリーグに金の匂い」を感じていないというのも大きいと思います。Mリーグ界隈や麻雀界界隈は金にならないとわかっているけど、サイバーエージェントの藤田社長からはまだ金を引っ張れるから、お付き合いでチームは持ちますってのが見え見えなんですよね。そうじゃなかったら、ハギー使ってもっと盛り上げることができてるはずなんですよ。天下の電通ですから。
悲しいけど、電通様からは魅力的なコンテンツとして認識されてないんですよね、私の好きなMリーグは
次に、風林火山ですが、ここが四人目を指名しなかったのは意外でした。
雷電は、①ハギーならやりかねない、②いや、さすがにに産後すぐの黒沢の負担を軽くする為に四人目取るだろ、③えーっ四人目指名しないの?④やっぱりハギーはどーしよーもねーなって感じで納得だったんですけど、風林火山は四人目指名しない理由がわかんないんですよね
ぶっちゃけ、四人目を入れた方が、3人中2人フライデーから4人中2人フライデーになって、フライデー度数が薄くなるわけじゃないですか?
それに、ハギーのような絶対的な存在がいないから、選手の間にも四人目反対はいないと思うんだがどうなんだろうか?三人で考えた結論なんだろうか?
あと、親会社的にも四人目を指名しなかった理由がわからない。熱闘Mリーグのネタ的にも、新しいMリーガーは欲しいところだと思うのだが…
たぶん違うと思うけど、もしかして四人目が入ったら、滝沢プロが試合してる最中に
控え室でイチャつけないから
とかだったら、そりゃそうだね、納得ってなる
ならねーか
不思議なのは、剛腕なM会長なんだよなぁ
Mリーガーって麻雀界隈じゃちょっとした利権じゃないですか?
サクラナイツには連盟からの指名がなかったとしても、雷電と風林火山には四人目枠に連盟プロをゴリ押ししてくると思ったんだけど、予想がハズレたわ
最後まで読んでいただきありがとうございます。いただいたサポートを活動費として、日々の執筆活動に尽力する次第であります!