見出し画像

牛丼食いなっせ

ヘイトや闇を入口に人を巻き込むのは簡単だけど、そこに集まる人は形を成していなくてドロドロに溶けていてその泥は簡単に広がりのまれてみんな身動きが取れなくなる。
泥に包まれているのに何故か暖かくて心地いい。外に出れば泥だらけの人間になってしまうけど集まればみんなで固まって泥に包まれて誰の何か分からない。
泥におびき寄せられてどんどん人が増えてどんどん暖かくなって心地よくなって、そこにいる限り何も動けないし何も変えられないのに周りに沢山ひとがいるから安心する

闇で共鳴し合うことにエモやアングラと名前を付け安心する。
どの人の中にも闇はあって泥はあるのだ。見せないことが美しいわけではなく、見せないことで得られる選択があるのを知っているだけ

タバコや酒、エロをアングラや自己顕示の象徴として扱うことに違和感がある。羞恥に近い。
サブカルチャーって言葉もいい感じなだけで何も指していない

タバコや酒が嫌いなんじゃない
タバコは吸うしすきだ、酒は飲まないけど
でもそんなものは何もかも虚像で取って付けでしょうもない。ほんとにしょうもない

自分で選んで行動して得たものは必死に見せびらかしたり口に出さなくても、その人の言葉や選択から滲み出るのに

周りのせい、社会のせい、日本のせい、人のせい、環境のせい、全部簡単で卑怯だ。そしてうるさい。甘えすぎてウケる。
その一つ一つの中に自分がいることを知らない。周りも社会もひいては日本も、全部自分が選んだ結果だ。
自分の選択で今があること、受け入れないと何も出来ない。
 
今日、仕事をして親子丼を食べた。頭が痛いので13時間くらい寝た。
久しぶりにやったジェルネイルを先週の間にほぼ剥がした。
体調悪いのに塩をぶん回しかけてフライドポテトをたべた。
全部自分で選んだ。
これから先何をしても、何が起きても、全部自分の責任だ。それが人生だ
 
そのことを知らない人に、何も語ってほしくない

ということを、SPECを見ながら思った。
SPECには、タバコも酒も、エロも恋路も出てこないのにかっこいい。だから大好きだ。

闇を見せない強さを感じるから大好きだ。
負の感情に集まり共感する愚かさを感じるから大好きだ。
周りのせいにして自分を誇示してイキがる人間と、かっこいい主人公たちと、どちらも幸せになれないから大好きだ。

幸せになるかどうかは関係ない。そればかりは宿命で抗えないのなら、どっちの人間でいたいかだ。

波のゆくさき、人の行先、いまこそSPECを見るときだ!




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?