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叶わなかったけど、叶ったこと。

パニガーレを買ったお店の人と、タイミングよくご飯に行く機会をいただいた。

前の記事にも書いたあの方。

バイクのメンテ後、ちょうど良く行くことに。

どこで食べようか?

となった時、考えていた場所があった。

自分が働くお店。(私は喫茶店で働いている)

かなりの勇気を振り絞って、提案した。

そしたら、良いねぇ!って感じのリアクションをしてくださり、ど安心。

(なんでそんなに緊張しとんねん。)

長い付き合いでもないけど深い縁を感じる人。アルバイトさせてもらったことあるからかな。まるでお父さんみたいな人。歳のせいかな?

そんな人を、自分が働くお店に連れていくのはなんかもう本当のお父さんと来たみたいな感覚で、胸がいっぱいになった。

叶わなかったけど、叶ったみたいで後から泣けてきた。(こっそりね)

これがおいしいとか、こんなのやあんなのもあるとか。

他愛もない話なのに、幸せな気持ちでいっぱいだった。

本当に幸せだった。

ご飯食べながら、実父の話もした。

自分に腹違いの妹がいること。それもまたいろいろな理由があって知ったこと。

自分は少し会ってみたいと思うこと。

でも会うことに躊躇っていること。

気がついたら全部聴いてもらってた。

聴いた後、もらった言葉。


思ったことは絶対やった方がいい。(意訳)

会いに行ったらいい。俺はそう思う。

会いに行って相手がどう思うか、結果がどうなるかは考えても仕方がない。

でももしたとえ傷つく結果になったとしても、その時の自分は必ず強くなれる。

もしかしたら、今はだめでも何年か経った後に向こうからやってくるかもしれない。

逆に会いに行って喜ばれるかもしれない。お父さんの時みたいにね。

どうなるかは全くわからないけど、わからないけど、

全ては行動に移さないと、何も始まらない。

だから、君がそう思うなら、思うままにやってみた方がいいと思うよ。

そう、言い切る視線?眼差し?姿勢?なんと表せばいいかわからないけど、

すごく背中を押してもらったような感覚。

あの人の言葉だからこそ響いてるのだろうか。

友達に言われてもきっとそこまで思わない。

だから会いに行ってみようと思う。そんで行けたらそのお礼を言いにまたお店に行こう。



私は返せるだろうか。

もらったものが多すぎて、こんなに頂いてばかりでいいのだろうか…と思うけど、今までにいただいた恩を返せる自分になれるように行動し続け、チャレンジし続けていく。

あの人が生きてるうちにやる。

きっとそれが、一番喜んでもらえると信じて。



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