︎︎︎︎︎︎🅿︎86。アニメーション「WakeUp,Girls!」2018年回の設定page37

🅿️16。🅿︎17〜🅿︎34。🅿︎47参照。
裏プロフィールを主軸に、公式プロフィールを補助として創作してます。

…真夢ーぅ!あなたは一体何をした
の!…(しほっち・岩崎志保)

【以下島田真夢と岩崎志保との通話です】
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「あら志保⁈何を興奮しているの?」

志保の絶叫にも自然体で問い返す真夢です(慣れてます)

…たった今だけど、東京のTV局から出演依頼があったの、ショックよ!…

その声には怒気がはらんでいました。

「へぇ凄いね。それでどんな番組なの?」(会話を楽しんでます)

それでも自然体な真夢でした。

…とぼけないでちょうだい。I-1clubとWUGが主催する番組だと聞いたわ。白木さんが公(おおやけ)に真夢と組むなんて考えられないから、アナタが何か仕掛けたのよね!…

問い詰めるような声に、真夢は思案しながら答えます。

「え〜とね、今回年末のイベントで交流のあったアイドルさん達と、もっと活動を深めて『より多くの方々にアイドルを楽しんでもらいたいな』と思ったので、ウチの社長からのアドバイスで知恵をお借り(白木徹に相談)したら協力してくださったのよ」

冷静で穏やかな真夢の声に勢いを挫かれたのか、興奮していた志保は落ち着きを取り戻します。

「あらそうなの?真夢が煽ったのかと思ったわよ。それにしてもあの白木さんがアナタに協力的とはねぇ…。何か裏があるんじゃないの?」

…あっ治った(話しやすくなった)…
「あぁそれでね志保、オファーは受けたの?それとも辞退したのかなぁ…。私、志保の出演が嬉しいのだけどね」

込み入った質問には意図して答えず、志保の自尊心をくすぐる方向に話しを逸す真夢(即、臨機応変に答えられる性格」です。

「何を言ってるの⁈オファーは受けるに決まっているじゃない。私はネクストストームの代表だから、ユニットに利益があるのなら遠慮なく仕事を受けるわよ。だけどレギュラー(島田真夢)じゃなくてゲスト(岩崎志保)って事に距離を感じただけよ」

「わぁ志保凄い!もう社長の貫禄だね。でも距離ってなぁに?」

真夢は素直に称賛し疑問も投げかけたのですが、言葉を受けた志保は、お世辞で褒められたような恥ずかしさと、真夢が白木徹に近付く事への嫉妬の感情を見透かされているような気がして恥ずかしくなるのでした。

「あ、有り難う…。距離ってアレよ。直ぐにまた一緒に仕事が出来るとは思わなかったって事よ…」

「そうだね、共演出来て嬉しいね」

「・・・・・」(しほっち)

「うん?どうかしたの?」

「何でもないわよ!また連絡する・・・じゃあ…ねっッ」

➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖【以上、電話応対でした】

その様子を伺っていたWUGのメンバーは、

…なんか“まゆしぃ”って志保さんを手のひらで転がしてない?…(ワニ)

…小型犬をあしらう大型犬って感じがしますね…(ワシ)

…緊張感のないドッグファイトだね…(トラ)

…イヤ、猫じゃらしで転がしてるように感じるよ…(シロクマ)

…マタタビを嗅がせて戦意を喪失させてるとか…(オオカミ)

…きっと I-1club内でも同じ関係だったんだよね…(サメ)

電話を終えた真夢が振り向き様に、
「と言う事で“みにゃみ”の予想通り、次は博多のネクストーム(ネクストストーム)だけど誰が行きたい?ここで志願する?」

言い終えるや否や、七瀬佳乃が皆に召集を掛けました。

「さぁ皆んなジャンケンで勝負よ!恨みっこ無しだからね!」(シロクマ)

「よっしゃ勝ち抜けるよ」(トラ)

真剣な表情のメンバーを前にした真夢が見守ります。
…へぇ〜、志保ってWUGにも人気が有ったのね…(ライオン)
しかし次の言葉に耳を疑いました。

…“よっぴー”確認だけど負けた人が博多行きだよね…(オオカミ)

…当然よ、皆も理解しているよね…(シロクマ)

…オウょ!…

「えっ⁈ちょっと皆んな何を言ってるの?勝った人が行くんでしょう?」(ライオン)

その真夢の声は届かず、RGRや社長そしてマネージャーらが不思議な思いで勝負を見守ります。

…最初はグー…
で始まり二度の引き分けの後、菊間夏夜が一人奇声を上げて抜け出します。
次は中々決まらず、一瞬睨み合いとなった瞬間七瀬佳乃が、
…グー無いこでジャンケン…
とヒンシュクを買いながらも意表を突き、釣られたメンバーが勝負に出ます。
不意を付いて有利な筈の佳乃は勝てず片山実波と久海菜々美が勝ち抜けました。
気を取り直した佳乃が再び、
…最初はグー…
で勝負を掛けると大喜びで飛び跳ねます。

さて、睨み合いとなったのは林田藍里と岡本未夕ですが、

「私“あいちゃん”に博多行きを是非お勧めしますね」(ワシ)
明るく元気に譲るも、

「嫌です。私は“まゆしぃ”派です」(サメ)
と、ブレない藍里に即答否定され、祈りを捧げた最終勝負は岡本未夕の惨敗で博多行きが決定したのでした。

事の成り行きを全く理解出来なかった真夢が、
「ねぇどう言う事なの?普通は勝った人が博多行きよね?私の考えが可笑しいの?」
と皆に説明を求めるのでした。

すると、済まなそうに佳乃が口を開きます。


page 38に続く。

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