🅿90。アニメヌション「akep,irls」2018幎回の蚭定page41

🅿16。🅿17〜🅿34。🅿47参照。
裏プロフィヌルを䞻軞に、公匏プロフィヌルを補助ずしお創䜜しおたす。


 キャヌかっわいい〜 

速志歩ず守島音芜から悲鳎にも䌌た歓声が䞊がり、その興奮状態に驚いた島田真倢が圌女達に芖線を向けるず、蚀葉を倱いパネルを凝芖する“阿接朚い぀か”の暪顔が目に入りたした。

改めお正面に目を向けた真倢は、岡本未倕・久海菜々矎・片山実波が “したり顔”で埮笑む姿ずパネルを挠然ず眺めたす。

「゚ッ」ラむオン

盎埌思考が混濁した真倢は、右偎の実波が持぀パネルに䞀人のポヌズを取る女子の姿ず、巊偎の菜々矎が持぀パネルでは五人の女の子が集合する肖像写真を芋比べ、興奮ず冷静を繰り返しながら認識しようずしたす。
過去の蚘憶ず目の前の疑問が䞀臎し、我に返った瞬間、

「キャァァヌ」ラむオン

倧きな叫び声ず共に反射的に立ち䞊がろうずする真倢ですが、

「ほぅら、思った通り」ワニ

林田藍里ず菊間倏倜が肩ず腕を抌さえ、䞃瀬䜳乃が埌ろから腰に手を回しお動きを封じたす。

「はいはい“たゆしぃ”暎れない暎れない」シロクマ
必死で真倢を抱きかかえる䜳乃は宥めるように声を掛けたす。

【島田真倢は垞に䜓を鍛え筋肉質で瞬発力もあるので、暎走するずその動きを抌さえるのが困難です】

激しく身悶えするも䞉人に抌さえられお身動き出来ず、やがお呌吞も萜ち着いお芳念するず藍里に目を向けたす。

「どうしお“あいちゃん”がコレを持っおるの⁈」

息を切らしながら問い掛けたした。

【島田真倢が林田藍里の名を呌ぶ堎合、芪しみを蟌めた堎合は“藍里”ず呌びたすが、心に距離を眮きたい時や圌女に察しお䞍満がある堎合には“あいちゃん”ず呌びたす】

抵抗を諊めた真倢の䜓から抌さえおいた手を離した藍里は、

「䞭等生の時にね、CDずDVDに付いおいた応募刞を送ったら二枚ずも圓たったんだよ。でも出䌚った頃の“たゆしぃ”には絶察に蚀えなかったから隠しおいたの。今日は“たゆしぃ”がちゃん達に自分の動画を芋せるっお聞いたから、皆んなに『実は秘蔵のポスタヌが有るんだ』ず話したら、こんな流れになっちゃった 。気を悪くしたらごめんね」

予想しおいたずは蚀え、突進する勢いで立ち䞊がろうずした圌女を芋お、怒らせおしたったのかず謝る藍里です。

疑問が解けお倧きく溜息を぀いた真倢は、

「よっぎヌ、かやたん、倧䞈倫だよ。本圓 、凄く驚いたけどもう倧䞈倫。うわぁ、冷や汗をかいちゃったよ」

実波が持぀パネルには I-clubのコスチュヌムで自己をアピヌルする島田真倢のポスタヌ。
菜々矎のそれは、近藀麻䟝・岩厎志保・黒川芹銙・島田真倢・吉川愛の五人が集合し、シングル曲をリリヌスした時のポスタヌでした。

【第1期・第話、回想録で島田真倢が癜朚培に意芋をした時、その背景の壁に食られた巊偎二枚のポスタヌです】

取り乱した自分の姿に驚いた達に気付いた真倢は、

「アヌ驚いちゃった『可愛い嚘こ達だね』ず思ったら私だったのね。改めおよく芋るず、この頃の私っおキュヌトでクヌルよね」

淡々ず述べる姿に思わず䜳乃が吹き出し、それに釣られお堎の空気が和み、皆の顔が綻びお行きたした。

「それ自分で蚀う・・・」ワニ

倏倜の蚀葉で笑い声に包たれるず、実波ず菜々矎はパネルを壁に掛け、未倕が芖聎の準備をしたす。
その間各自垭に着き飲み物を泚ぎ、宛さながら女子䌚の雰囲気ず化しお行きたした。

気付けば、画面を点けお再生機を始動させるだけに配眮しおいた未倕が、そのディスクのゞャケットを食い入るように芋぀めおいたす。

すぐ偎に座っおいた守島音芜が気になっお声を掛けたす。

「“みゅヌちゃん”さん、䜕を真剣に芋おるんですか」もっちヌ

質問にあやふやな返事をした未倕は、

「う〜んずですね 。“たゆしぃ” 。ココに写っおるメンバヌさん達は、皆䞀期生さん達ですか」ワシ

「そうだよ」ラむオン

「総勢16人なんですね」ワシ

䜕気ない蚀葉にハッずさせられた真倢は、

「そこに写っおいるのは16人なんだね、今初めお知ったよ・・・。そうなんだね 、デビュヌ圓時は20人だったのにね」ラむオン

懐かしそうに、しかし寂しそうに思いを口にするず、を陀く六人の談笑ず動きが即座に止たり、未倕は匷匵った衚情をゆっくりず真倢に向けたした。

その䞀瞬の重い空気感に達も飲み蟌たれ、真倢ず未倕の衚情を亀互に芋比べたす。
穏やかな面持ちの真倢ず、固たった顔付きの未倕に枩床差を感じた䞉人からも笑顔が消えるず、咄嗟に気を利かせた䜳乃が、

「た“たゆしぃ”は時々コレを芋おるの」シロクマ

口ごもりながら問い掛けたした。

「ううん、束田さんから頂いた時に少し芋ただけで、私も今日がほが初芋だよ」ラむオン

答えながら䜳乃に目を向けた真倢は、圌女の衚情に動揺が芋お取れる事ず、時の流れが止たったような空間に気付くず、

「あ、あぁぁ 。皆んなに気を䜿わせちゃっお埡免なさい。でも、本圓にもう心配しなくおいいよ。私の䞭で過去は、悲しみから思い出に倉わっおいるからね。今日皆んなに『幌い私を芋おもらう』のも、きっず私は区切りを぀けたいんだよ」

偎に寄り添った倏倜が軜く真倢の肩を二回叩くず、郚屋䞭が呌吞を始め、皆に笑顔が戻るのでした。


page42に続く。

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