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千年鯨のカフェ日記 激辛鍋で人間をやめた話

1.日時

2022/12/10 土曜日

2.場所

名古屋市西区にあるボードゲームカフェグチャ

3.食べた物、飲んだ物

激辛鍋
カルピスやコーラなど

4.暇なのでカフェグチャのイベントに参加してみた

その日は特にシフト入ってなかったし、やることなかったのでカフェグチャのイベントへ。
鶴舞線の庄内通を降りてから住宅街の道をまっすぐ進む。
それからぐるりと工事のフェンスで囲まれたところを回った先にカフェグチャがある。

今日のイベント内容は激辛鍋。
地獄が始まること確定。
辛いのは得意なわけじゃないが参加した。
なんかよい暇潰しになればいいなあと。

5.参加者は3名

 今から振り返れば私とやっこ氏とサカイ氏のたった3名で参加したのはある意味よかったかもしれない。
 カフェグチャは普段は温厚な雰囲気に包まれていてどんな人もゆっくりとできる。
 しかし、この激辛鍋のイベントは阿鼻叫喚だった。

 どんなことが起きたのか先に語る。
 激辛鍋の発案者のサカイ氏は満足に鍋を食べ、
 やっこ氏は激辛鍋の攻撃を受けてダウン、
 私はSAN値が一気に減って人間を辞めた。

 とにかく辛くて大変だった。
 具材は白菜やねぎの野菜に、豆腐と油揚げ、豚肉と鶏肉のチューリップという組み合わせ。
 何もかもが赤く染まっており、どの具材も辛くなっていた。
 あ、例外がひとつ。
 豆腐は中まで赤くならずにあまり辛くなかったので良い緩衝材になった。

 一番きつかったのは油揚げだ。
 油揚げは思いっきり汁物を吸う食材。
 食べるときは激辛スープを油揚げから出して食べなければ辛い。
 しかし、きっちりと出し切れてない油揚げをうっかり食べてしまい、喉がピリピリと痛くなった。

6.激辛とガスの匂いで正気を失う

 私が人間を辞めたのは激辛だけではない。
 多分ガスコンロのガスの影響を受けたと思う。
 酸素不足になり、私はゾンビやキョンシー状態になっていた。

 地獄絵図とはこのことだろうか。
 やっこ氏からは酸素不足だから外の空気を吸う方がいいと言われたので、時々は出入り口に向かい、ヤンキー座りをしながら深呼吸。
 ようやく酸素のおかげで冷静になれた。

7.また来年激辛鍋をやりたい

 激辛鍋はとてもすごいものだった。
 あの赤さはガンダムのあの赤い彗星のシャアを連想させるほど。
 イアイアクトゥルフと何度も唱えるくらいSAN値がゴリゴリと削られた。

 正気を失うほど恐ろしいイベントだったが、振り返ればすっきりとした爽快感。
 やっこ氏からはトラウマになっているのではと言われたが、またやりたいと思うほど良い思い出になっていた。
 今年、しばらくは激辛鍋から逃げたいが来年なら再び挑戦できるかもしれないと思う。

8.その後の激辛鍋

 実は激辛鍋は完食できずにある程度残ってしまった。
 残りはやっこ氏がチヂミにしたという。
 実際に食べてみたら鍋の時の狂気が蘇るほど辛い。
 激辛鍋からチヂミに変身した恐ろしいものは無事にやっこ氏が召し上がったとさ。
 めでたしめでたし!

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