邦楽ロックのススメ

皆さんって邦楽ロック聴きますか?

自分は高校生くらいに邦ロック(ロキノン系)を聴いて育ったんですが、歳を重ねるにつれて段々と聴かなくなっていきました。

それからジャンルを気にせずに音楽を聴くようになって30歳を超えて今になって聴いてみるとやっぱり大半の曲達の良さを理解できなくなってきているんですよね。

けどそんな中でも未だに好きなアーティストやアルバムも勿論ある訳で、今回は自分の中で死ぬまで聴くだろうなと思われる邦楽ロック達を紹介していこうと思います。



・ASPARAGUS/MONT BLANC


邦楽ロックで1番好きなアルバム何?って聞かれたらこれやろ!ってアルバムです。2007年のリリース以降飽きることなくずっと聴いてます。

邦楽ロックって似た曲が多いし何聴いても同じに聴こえるっていうのは日常茶飯事なんですけどこのバンド、というかGt.Voの渡辺忍の作る曲はかなり独特でカッコいいんです。
木村カエラを始めいろんな人のプロデュースもやってて曲聴いたらこの人関わってるなってすぐにわかります。

特にこのアルバムは渡辺忍の作曲センスと独特なポップセンスが爆発してる1枚だと思ってて、全体通して聴ける作品でクオリティーかなり高いです。

前半に疾走感のあるリード曲達で畳みかけてからこのアルバムで自分が1番好きな曲である4曲目「With The Wind」の爽やかなアコギのリフで完全にやられます。
どんな生活をしていたらこんな曲思いつくのだろうか。どの曲もそうなんですけどリフが普通じゃないんですよね。

曲だけじゃなくて歌声とメロディーも一癖あるので苦手な方はいるでしょうけど邦楽ロックなら真っ先にオススメしたいアルバム。名盤です。




・the band apart/Adze of penguin

自分が曲作る上で1番影響を受けているバンドであるバンアパの2008年リリースの4thアルバム。

バンアパは存在を知った時からずっとファンなんですけどこのアルバムが1番好きです。

アルバムの最後を飾る曲「Waiting」です。
バンアパの数ある中の曲で1番好きです。
聴いてもらうと自分の曲がどれだけバンアパに毒されてるかわかると思います。

2曲目の歯切れ良いギターのカッティング、グルーヴィーなベースとドラムとトークボックスの相性の良さも最高です。
他のアルバムに比べて激しい曲が少ないですが、その分ポップな曲やアコースティックな曲もあってアルバム全体通してのバランスがとても良く感じます。
自分が大好きなバンアパのグルーヴ感を余すとこなく体験できる1枚。名盤です。



・ねごと/VISION

ねごとが2015年にリリースした3rd アルバム。
閃光ライオットっていう10代の若手達限定のフェスで存在を知ってからずっと好きなバンド。現在は解散してます。
1st、2ndときてこのアルバムで垢抜けた印象でかなりクオリティーの高いアルバムだと思います。

女性ならではの柔らかく包み込むようなグルーヴ感に乗っかる繊細かつパワフルなボーカル。
それに混ざり合ってくるシンセやピアノの音もかなりいい。
前半のバンドサウンドだけどポップス感が強い展開から6曲目「コーラルブルー」7曲目「GREAT CTIY KIDS」のゴリゴリな流れはいつ聴いてもテンションが上がってしまう。
邦ロックあんまり聴いたことない、苦手意識を持っている人、入門としてオススメできるアルバム。名盤です。




・SHISHAMO/SHISHAMO3

2016年リリースのSHISHAMOの3rdアルバム。
最近のロック全然追ってないのでこういうこと言うのは良くないけど、SISHAMOは最近のバンドで1番ロックしてると思います。

自分自身SHISHAMOの音源って全然聴いてなくて、たまたまライブを観に行く機会があって予習がてらアルバム聴いてもなんかピンとこなくて楽しめるか不安だったんですけど即ファンになって、それからアルバムの聴こえ方も変わってきました。
骨太なリズム隊に骨太なギター、それに乗っかる思いのままを書いた骨太な歌詞。まさしくロックのお手本のようなバンド。
かと思いきやピアノで上質なバラードやったりこのアルバムの「熱帯夜」みたいなグルービィな曲もそつなくこなしたりと演奏技術、ボーカルの表現力が半端ない。こんなん惚れてまうやろ。
このアルバムが個人的に好きなバランスを感してSHISHAMO聴き始めるならこれをオススメするのでこのアルバムを選びました。名盤です。



・COUNTRY YARD/Modern Sounds

硬派なメロディックハードコアパンクバンド
2010年リリースのCOUNTRY YARD 1stアルバム。

一言で表すなら「漢」

愚直なほどストレートなドラムとベースライン。
ギターの渋いリフ。
伸びやかなボーカルとそれにうまく絡むコーラス。
ひたすらに渋い。
全編にわたって燻銀なアツいサウンドが続くが蒸し暑さは皆無。
リリースされてから定期的に無性に聴きたくなり、聴くたびに胸が熱くなる。
奇跡の1枚。名盤です。


今回はこんなもんで終わりにします。

評判をみてから第二弾やるか決めます。

ばいなら〜

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?