あとがき (第2稿) ブログを続けていたら、人生が変わった……

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「ブログを続けていたら、人生が変わった」……。

ブログを長く続けてきたほとんどの人が、異口同音に口にする言葉です。

最初に聞いたときは半信半疑でした。そして、本当に人生が変わるのか試してみようと思ったのです。僕がブログを開設したのは、2012年10月です。そして、2014年元旦からいまでも毎日、更新し続けています。毎朝ブログ記事を書くようになって、もう6年半が経つわけです。

これだけ続けていると、1000字や2000字程度の文章を綴ることなど苦にならなくなります。でも、それだけでは人生は変わりません。

人生が変わったのは、ブログを通じて知り合った人たちとの交流からです。まず、ブログに関する指導を仰いだ立花岳志氏、大橋悦夫氏、佐々木正悟氏、jMatsuzakiこと松崎純一氏が挙げられます。いろいろなセミナーや講座で講師を務めた方々です。そして、そうしたセミナーや講座に集う人たちとの交流も生まれました。

特に、大橋氏と佐々木氏とは、両氏が主催するワークショップのサポートスタッフを長年務めて親交を温めてきました。そしてその後、佐々木氏が倉園佳三氏と一緒に開設したのが「最高の本を書きあげたい人のためのコンテンツ力養成講座」(通称「書き上げ塾」)です。

2019年に、その第一期生として参加しました。毎月1回で全6回の講座でしたが、初回は台風で延期、最終回はコロナ禍で2回も延期になるという思い出深い講座となりました。

この講座では、出版の基本的なお作法をはじめ、文章の細かい表現に至るまで微に入り細に入り、懇切丁寧に教わりました。そして今回、「書き上げ塾」同期の数人と共に、倉科氏と佐々木氏両氏が立ち上げた電子書籍レーベルの「グッドバイブス eBooks」からKindle書籍として出版することができたのです。

そして、この本の内容は、7年半の間に書き溜めたブログ記事がベースになっています。その中には、折に触れ影響を受けた先人たちの言葉を書き留めたものが多くありました。

そうした記事を厳選し、この先長い間、陳腐化しないであろう内容に再編集して纏めたものです。この内容は、これから生きる上でずっと指針になってくれるだろうと信じています。

ということで、独立起業したのだからなんらかの情報発信手段を持ちたい、という漠然とした動機で始めたブログでしたが、長年続けてきたことでKindle本の出版まで辿り着くことができました。これは、ブログが僕の人生を変えてくれたと言っていいでしょう。

僕の記念すべき処女作のタイトルは、「言葉が躾けるシニア道」とつけました。ミドルからシニアに向かう時期に独立起業して、悪戦苦闘しジタバタとあがく中で、先人たちの言葉に教えられ、導かれ、シニア道を歩んできた足跡を振り返ったものです。

この本に出てくる言葉の数々は、これからも折に触れ見直すことで漆塗りのように自らに刷り込まれ、シニア道を実り多いものにしてくれると信じています。

そして、この本が多くの方々の目に留まり、長く身近に置き読み返して頂くことで、これからの人生に少しでもお役に立てればと思っています。

最後になりましたが、これまで懇切丁寧にご指導頂いた倉園さんと佐々木さんに深く御礼申し上げます。本当にありがとうございました。

    2020年6月
    自宅書斎にて


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