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「焙じる」はきっと、価値になる。

「え、ほうじ茶って手作りできるの!?」
今日一番の発見。

香ばしい香りが魅力のほうじ茶は、高温でサッと淹れられる。
ほうじ茶好きなら、手作りにもチャレンジしてみて。

「日本茶の図鑑」本文より

ほうじ茶は手作りできる。
しかも、なんと、お茶を茶こしでふるい、フライパンで炒るだけで。

そして、この「焙じる」という「ひと手間」に、「焙じる」にかかるであろう「時間」に、可能性を感じた。

「焙じる」にかかる、「手間」や「時間」はきっと、価値になるのではないか、と。

世の中的には、「タイパ」という言葉が流行し、「効率化」が図られている。

「タイムパフォーマンス(タイパ)」とは時間対効果のことで、かかった時間に対する満足度をあらわす言葉です。 「タイパ」と略されることもあります。 少ない時間で満足度の高い経験が得られたと感じられるとき、その行動は「タイパがよい」と表現できます。 タイパは「効率」や「生産性」という言葉に言い換えることもできるでしょう。

「人事の図書館」より

この背景には少子高齢化などに伴う人手不足・労働力不足があり、その解決のために、機械化やAIの導入などが積極的に行われ、「効率化」が図られているのだと思う。(たぶん笑)

少ない時間で、効率的に。

だけど、それは無機質で、均一で。
作り手の「想い」や「らしさ」は損なわれてしまうのではないかと思ったり。

そんな世の中だからこそ。

目の前の「あなた」のために、自分を傾けて、感情を込めて、ひと手間をかける。

それこそが、きっと、価値になると思う。

だから、「焙じる」に可能性を感じた。

もっと詳しく言うと、「焙じる」にかかるであろう、「時間」や「手間」に。

大切な「あなた」のために、「想い」を込めて、時間をかけて、ゆっくりと丁寧に。

「焙じる」に、自分も、想いも、時間も、手間も、傾けてみたい。
そんなことを考えて、ワクワクしていた日曜日の午後。

追伸
この記事は「ゆっくり、いそげ」という本の考え方に大きく影響を受けています。(一通り、書き終えてみて思ったことでもあります笑)






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