台湾ワーホリ経費【渡航前編】

2023年12月27日から1年間、台湾にワーキングホリデーで滞在することになった。

自分の記録と、今後ワーホリに行く方の参考になるように、簡単にまとめたいと思う。

【簡単な自己紹介】
・性別:女性
・年齢:渡航時29歳
・職業:会社員

結論から言うと、渡航前の2023年12月22日時点でワーホリのために費やした金額はおよそ¥1,500,000 になる。

6月
留学エージェントのサポート代金 ¥110,000

エージェントのサポート内容は、語学学校の入学手続き、週1回の無料中国語レッスンの提供、後述するエージェントが持つ寮の手配。

9月
語学学校入学費用 ¥131,388

教科書代は別。

10月
紹介状(内科)¥2,200

私は持病が複数あって、台湾へ服用している薬を持って行く必要があった。
台湾には、医師の処方箋があれば最大6ヶ月分の薬を持ち込むことができる。そのためお世話になっている複数の病院で紹介状を書いていただいた。紹介状は保険適用外なので、各医療機関によって金額が異なる。また、英文での作成なので、通常の紹介状よりも割高になった。
なお、台湾へは6ヶ月分の薬を持ち込むことができるが、日本で処方できるのは最大で3ヶ月分しか処方できないそうだ。それ以上出すと健康保険組合から問い合わせがあるとのことで、ほとんどの医療機関で3ヶ月までしか処方されなかった。

海外旅行保険(ワーホリ保険) ¥224,660

11月
残高証明発行費用 ¥880

ワーホリビザの申請をするための必要書類に、30万円以上の残高証明が必要だった。
なお、語学学校の入学手続きの際にも残高証明は必要だった。
パスポートは10年のものをすでに持っていたので新たに作成する必要がなかった。
ほかにも顔写真が必要だったので、その撮影費用もかかった。

12月 

飛行機(Peach) ¥36,940円 ※座席指定あり、預け荷物は最大を選択

住居費(家賃、初期費用、チェックアウト清掃費、月々の水道電気ガス光熱費含む。1年分)¥926,902円

ワーホリでの滞在先として、エージェントが所有する寮を利用することにした。台湾ではアパートは1年契約になるそうで、先払いすることになった。
家賃はNT$15,800/月。

国際小包(船便)1つ目 10200円
梱包用ガムテープ 800円

荷物を送るにあたって大変だったのは、荷物を入れる段ボール探し。郵便局のHPでは、頑丈な段ボール(ダブルカートン)が推奨されていたが、近くのホームセンターにも取り扱いがなく、なかなか手に入らなかった。
結局、父親の会社から新品のダブルカートンを2箱提供していただいた。ガムテープはどこでも売っているような布のものを購入した。
   
SIMカード(15日分、データ通信のみ)¥2,580

台湾では外国人は1人1つの電話番号のみを使用することになっている。SIM契約は語学学校の入学手続きが終了してからしか契約できないため、渡航後しばらくは事前に購入したSIMを使用することになる。観光でよく使われる、空港で契約できるSIMは電話番号が付与されるため、ワーホリでは使用できないそうだ。
   
スーツケース(100L)¥2,0240

近所の卸売りの店で購入した。

以下は医療費で、健康な人には不必要な経費。

コンタクト1年分 25988円
台湾でももちろん購入できるが、私は日本で買って持って行くことにした。

紹介状(皮膚科) ¥3,300
薬(内科・皮膚科 3ヶ月)¥12,000
紹介状(婦人科)¥5,500
薬(婦人科)¥2,000

皮膚科と内科は前述した持病の関係。
婦人科は、私は低用量ピルを服用してるのだが、前述の入国時の持ち込み用に紹介状を書いてもらった。また3ヶ月分は処方してもらった。
ただ台湾は病院に行かなくても、薬局で低用量ピルを購入することができる。そのため現地で調達してもよかったかなとは思った。

自動車の国際免許 ¥4,400
台湾で運転することはないと思うが、せっかく持っているので持って行こうと思って手続きをした。
国際免許と記したが、台湾は他の国と違って、日本で発行された自動車免許の中国語翻訳版をJAFに発行してもらい、それを提示すれば日本人も運転ができる。
ただし台湾はバイク大国だし、車は左ハンドル。またMRTやバス、レンタサイクルが普及しているため、わざわざ車に乗る機会はあまりないような気がする。

合計 ¥1,519,978

これは2023年12月22日時点の情報で、適宜追記していこうと思う。
また、書類作成時に必要な顔写真の金額などを失念してしまったので、実際はもう少し費用がかかると思う。

つまり、ワーホリには入国前の時点で100万円近くの費用がかかるわけだ。

ここには現地での生活費は一切含めていない。
入国後すぐに働くなら話は別だが、そうでないなら、ワーホリ資金として最低でも150万~200万円は準備するとよいだろう。

ただ、私は留学エージェントも活用したし、健康な人なら不要な高額な医療費がかかっている。国際免許も必要ないひとが多いと思う。そのため、一般的な人であればもう少し安く抑えられるかもしれない。

以上。


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