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【新たな起業スタイル】(12/26)

毎週月曜日の昼12時30分から、ウメダFMでOAしています「はたなび+」。https://www.be-happy789.com/
「働きたい、学びたい、楽しんじゃいたい」と言う人を応援する番組です。このコーナーでは、ジャーナリストのボク・大谷邦郎が最近、気になったニュース、それも大きなニュースじゃなく、身近な話題や、実際にボクの周りで起こった出来事を取り上げて、紹介しています。
(苺:苺菓しえりさん 大:大谷邦郎)

苺:さ~て、今週のニュースは?・・と行く前に、今年も色々なニュースをこのコーナーで取り上げてきましたよね。

大:このコーナー、冒頭にも紹介した通り、ボクの周りで起こった、決して大きくはない出来事を、本当に色々と取り上げてきたんですが、それでも、こんな風に一言で集約できるかと思います。それは「間違いなく我が国の働き方は変わった」と言うことですよね。

苺:それは、本当に思いますよね。在宅勤務は当たり前になったし、転職はもちろん、副業も当然となってきましたし、留学生など海外の方と働くであるとか、このニュースのコーナーでもご紹介してきましたが、ガン患者の方と一緒に働く、LGBTQの方々と一緒に働くとか、数年前であれば、本当に数少ないケースだったものが、随分、普通になってきましたよね。

大:その通りですよね。最近ボクが出会った方に、大企業で働きながら起業に挑戦と言うか、大企業に勤めているからこそ浮かんだアイデアを基に起業を考えていると言う山上博子さんと言う方がおられます。

(山上博子さん)

過去であれば、会社側には黙っておいて、機会が来たらエイ!ヤァ!とその大企業のキャリアを投げ捨てて、ある種背水の陣を敷いてと言うか、決死の覚悟を持っての起業となったんでしょうが、山上さんは会社に属していながらビジネスコンテストに出場し、その会社でのキャリア、コネクションが強みとアピールされていました。これは、実に新しい起業の仕方と言うだけでなく、新しい働き方と言うか、新しいキャリアの作り方だと思いますね。

苺:確かに、それは新しいかも?ところで、その方は、どんなビジネスプランを描いておられたんですか?

大:苺菓さんも、いつかは乳がん検診と言うのを受診する時が来るかと思いますが、今の健診の主流となっているマンモグラフィーは、実に痛いそうなんですね。山上さんもその痛みを体験されていました。また、痛いだけじゃなく、自分の胸を技師の方にどうしても触れられるので、受診したくないと言う方も多く、それが乳がんの早期発見を妨げていると言う側面があるんです。

しかし、山上さんは、大手製薬会社に勤務されておられることから、痛くない、かつ、他人に胸を触れられることなく受診できる超音波検査機器があることをいち早く知りました。けれどその機器は、値段が高いなどの理由から医療機関に全く普及していないと言うことも知りました。じゃぁ医療機関に
頼らず、こっちからその機器を、例えばショッピングセンターなどに持ち込んで、もっと気軽に乳がん検診を受けてもらいたいんだぁ~と言うビジネスを考えておられるんです。

苺:なるほど!それは実現すればありがたいですよね。

大:こうした社会課題の解決をキャリアの柱にする方も増えてきたと言うのも、ここ最近の特徴と言えるかと思います。そして、その方法も、そうした社会課題の解決を事業の柱とする会社に就職すると言うだけでなく、NPO法人に入る、副業で行う、起業して行う、それも山上さんのように、今働く会社の力も借りながら起業を目指すなど、実に選択肢も増えたと思います。
それだけに「私なんか無理」と思わず「まずやってみよう」と言う挑戦する姿勢を持って欲しいと思いますね。

苺:では、ここで一曲お聞きいただきましょう。  
ウルフルズ で 「明日(あした)があるさ」♪

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