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「親確って、ご存知ですか?」(5/30)

毎週月曜日の昼12時30分から、ウメダFMでOAしています「はたなび+」。https://www.be-happy789.com/
「働きたい、学びたい、楽しんじゃいたい」と言う人を応援する番組です。このコーナーでは、ジャーナリストのボク・大谷邦郎が最近、気になったニュース、それも大きなニュースじゃなく、身近な話題や、実際にボクの周りで起こった出来事を取り上げて、紹介しています。
(苺:苺菓しえりさん 大:大谷邦郎)

苺:さ~て、今週のニュースは?

大:今日は、とある本のある一節をご紹介したいんですが、その前に「親確」って、言葉をご存知ですか?実は、ボクも先週の「ミックスチャットのコーナー」のゲスト、株式会社ワークアカデミーの柴橋 静華さんから、教えてもらったんですが、「親確」とは、親の確認を取るという意味で、就職活動において、学生が決めてきた就職先に対して、親が反対することも多く、それによって急な辞退や親からのクレームを防ぐために、事前に親に確認を取らせる企業が多くなったことから使われるようになったそうです。

(株式会社ワークアカデミーの柴橋 静華さん)

苺:あぁ~、聴いたことあります!子どもの就活に、親が首を突っ込んでいくことですよね?

大:実際に、就活生の4人に一人が、入社予定先企業から「親御さんは、入社を承諾していますか?」と言う確認を受けたと言うことですから、企業も、ちょっと怖がっているのかもしれませんね。しかし、これって、どう思います?

苺:ちょっと“不思議な”感じがしますよね。

大:ですよね~。そこで、今日、ご紹介したい本の一冊とは、保育士さんを目指す人向けの教科書「保育内容総論」です。

苺:色々な本、チェックされてますね~(笑)

大:こうした仕事をしていると色々な方々から色々な本を頂戴して、この本も戴いたものなんですが、その本の一節に、“保育”が目指すところは「子供が現在を最も良く生き、望ましい未来を作り出す基礎を培う」こととありります。一方で「保育者が子供に出来るようになってほしいことや経験させたい活動を優先させると、“保育者主導の保育”」になると警鐘を鳴らしています。さぁ、就活生のお子さんを持つ保護者の皆さんに言いたい。これは、保育所でのことですが、大学生でも同じじゃないの、と。“親主導の就活”になっていませんか、と。そもそも、親の価値観は、過去の経験で出来上がったもの、一方就職は、子供たちの将来のこと。その親の価値観が、子供の就活に役立つ可能性は随分、低いのではと、ボクは、そう思いますね。

苺:では、ここで、その未来に向けて、一曲おかけしましょう。
上白石萌音 で 「懐かしい未来」♪



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