運動してるのに痩せない時に知りたかったこと

運動しているのに、痩せない!

30代に入って代謝が落ちたんでしょ?大抵の人はそう言う。わたしもそう思っていた。ただ、二の腕を細くしたくて、筋トレをしたら余計に太くなったりと、この数年は謎な事が多かった。コロナの影響で時間もたっぷりあったので、YouTubeをひたすらみては、夜な夜な筋トレやらストレッチに励んだ。

以前、ストレッチに励んでも、肩甲骨まわりや首にかけ激痛がはしったり、テキトーにやってはいけないと知っていたものの、何をどうすればいいのか全く分かっていなかった。

痩せにくくなったのは、運動量が減ったからだとか、色んな原因は考えられるものの、何か対策がほしかった。YouTubeもインスタもTwitterも、筋トレ×ストレッチブームなのが、以前よりも選ぶのが大変だった。


沢山ありすぎて、何からはじめたらいいのかよく分からない。

自分にあった方法を知って、キープ出来るカラダになりたい。出来る事なら、なるべく一番楽な方法で……と久々に色々な動画を漁った。


昨年、持病がきっかけで良質な漢方薬局の漢方をしっかり飲んだ。(正確には、過去に医薬品が原因でカラダを壊し、飲んでいたことがあったものを再開した)お陰でカラダがなおったのは勿論、体重も10キロほどへった。やったことは、少し食事に気をつけた位で、漢方薬を飲んだだけ。

楽もなにも、何もしていない。

本質的にカラダをみられる、東洋医学の偉大さと自己治癒力の偉大さをしった。健康も病の回復も、なーんだ同じ事だったのかと。

ただ、体重は減っても、二の腕が痩せなかった。

激しく動くと、昔ケガをした足やあばら骨の古傷が痛むので、この5年ほど特に運動もしていなかった。簡単な体操や歩いたりはしていたけれど、運動といえるほどではない。

肥満は炎症から起きるという話を聞いたことがあるけれど、持病が治って、さらに体重までへって、肌荒れとも無縁という、棚ぼただらけの出来事とあわせて、カラダの本質を知る事になった。

炎症がおさまると、勝手に痩せる。

炎症がおさまるとカラダも直っていく。

テレビでみかけて、ふーんと聞き流していた、肥満=炎症説は、多分その通りだったんだな~と身をもって経験する事になった。

あれ?痩せるのに運動って関係なかったのか?と気づいたのだった。

ただ、リバウンドとは違うものの、冬場に少し体重が戻ってしまった。痩せた時も、体重は落ちたものの、二の腕だけがあまり変わらなかった。肉襦袢どころではなく、エンタシスのように見事にアーチを描いている。元の体重に戻ったわけではないけれど、人間には欲がある。古傷も含めて直しつつ、二の腕を細くする方法は無いのか。

何か、これわかる人がいるんじゃないか?と、久々に直感のようなものが働いた。体調が悪いときは、直感もなにも、感覚がくるっていたので、あまり宛にならなかった。


闇雲に筋トレやストレッチをしては、意味が無い事を知ってはいた。20代のように無闇矢鱈に動ける様な、体力も持ち合わせていない。

20代の頃にパーソナルトレーニングを受けたり、ピラティスのコーチに指導してもらった事もあった。けれど、彼らの知識ではダイエットとケガは別物だった様で、体重は落ちても、ケガの回復にはいたらなかった。

カイロプラクティックやオステオパシー、各種リフレクソロジーから様々な代替療法に散々お世話になってきたけれど、いつも根本解決には至らなかった。

凄腕やゴッドハンドと言われる治療家の元で、その場は痛みがなくなるのに、ちょっとあるくとすぐにまた痛くなってしまい、痛みに関してはもう何年もあきらめていた。

この5年ほどはいつもカラダが痛いのは当たり前で、痛みと折り合いをつけながら、欲望を忘れえいた。

痩せようとか、古傷の辛さを回復させようという、願いは心のどこかにはいつもずっとあったけれど、願っても叶わないのだと、あきらめていた。

ところが、願いというのは忘れた頃に叶うというのも本当の様で、コロナ期間に色々調べたのお陰で、ある出会いがあった。

歪んだ状態で何をやっても無駄

自分のその時のカラダの歪みをしって、その都度チェックしながらトレーニングをするという、かなり面白い理論を広めている人に出会う事ができた。

人のカラダは、日々歪んでいるし、歪みは生きている証拠なので、悪い訳ではない。

その人が尋常でなくすごいと理解できたのも、持病の悪化していたときに調べたベースがあったからだった。本質的な事は当たり前かつ、シンプルであまり目新しさはない。昔のわたしなら、サイトのデザインが好みじゃないなどとか、キャラがあまり好きじゃない等とスルーしていた様におもう。

知識がついたのは、昨年仕事が少ししかできず、暇をもてあまし、与力で同病の大変な状況にいる人から連絡をもらい、あれやこれやと沢山の人に厚かましく連絡をしたお陰だった。色んな人に、全国の腕の良い整体師や鍼灸師、時にその他説明できない様なちょっと変わった治療家を繋いでもらって、質問をしまくった経験があったから、理論や知識がベースにあった。


欲望を満たす事と、ただシンプルに人様のお役に立てればとアレコレ調べていった事がきっかけで、もう治らない・一生つきあっていくしかないと言われていた自分の持病は勿論、過去のケガや不調が、割りとスムーズに回復してしまったので、人生諦めずにとりあえず生きておくというのは大切だな……なんて思うのでした。

(まぁ、まだまだ歪むので、日々のチェックとトレーニングは必須なので、油断は禁物だけれども)


いまは左腕しか細くなっていないけれど、継続すれば右も細くなるそうなので、頑張ろうと思うのでした。




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