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少しのこと

ほんの少しのことでも、ほんのわずかな違いでも、違和感を持てば気になって仕方がない。

耳に纏わりつく音、花にこびり着く匂い、目に焼きつく目前の光景、砂を噛むような味、虫が歩くような感覚。

全てがどこかおかしいのだ。

この感覚が、本当に感覚器から伝わってきた信号なのかすらを疑う。偽造された信号が、何か空の方法を使って脳に送られている可能性だって必ずしもないとはいえなさそうじゃないか。

聞こえたもの、見えたもの、その他味や匂いや肌にあたる感覚の全てが私のものなのかを疑うべきだ。

いつかわかる日が来るかもしれない。

もしわかったら、そのあとは


短い文でしたが、最後までありがとうございます。
最近、noteへの浮上が全くないと言ってもいいですね。。近々、駄作を少しずつ公開するかもしれません。
また、よろしくお願いします。

梔子。

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