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目的もなくただ会話する時間が、私を豊かな気持ちにさせてくれる。

器用でもないし心は一つのことにしか向かえない。
仕事は多種多様×マルチタスクの極みで、ハードな競技をしている感覚。ルートから一度目を離せば、迷子になってしまいそうで、違うことをしてても、うっすらとそれを感じ取りながら毎日毎時を過ごしている。

ひとときも目を離さずこのスピードの波に乗り続ける仕事の最中は、一点集中しなくちゃ振り落とされてしまいそうだ。

6月頃から仕事に集中する日々を送っている。そんな日常に舵を切って2ヶ月が経った今日は、毎月恒例の友人との雑談会。2ヶ月ぶりにちゃんとした休暇と言える日で、ハードな競技の合間のひとときのようだ。

雑談は、毎月一回と決めていて、それ以外の決め事はなく、普段考えてしまうと時間を延々と費やしてしまうようなテーマで、会話のキャッチボールは編むようなやりとりが続く。あっという間の2時間半であり、まだ話したいなという余韻を残して毎回終える。

じっくりと、それぞれの興味関心や体験を絶妙に紡ぎ合わせて会話が進む至極よき時間。

何となく違和感を感じることの話を聞いてもらったり、自分の考えにフィードバックをもらったり、相手の意見を聞かせてもらったり。日々猛スピードで過ごす、今の自分にとっては特に大切な時間である。

今日のトピックは、聴くと聞く。
人が自分の話を聞いてもらうとき、セックスや食事と同じようにドーパミンが出ているという話を教えてもらった。それならお作法も相性もありそうよね。最近は、話す時間が圧倒的に多くて、楽しさを感じることに妙に納得した日曜の昼下がり。

いつも話を聞いてくれるたくさん人々に、感謝だ。

オリンピック競技が延々と流れるリビングで、帰省中の息子が作ったごはんをおばあちゃんと3人で食す時間。またも幸せを感じたのでした。

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