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また絵を描こう

記念すべき初投稿。

自己紹介も兼ねて、また絵を描きたくなった
自分の心境を残しておきたいと思います。

30過ぎてますが、大人でも練習すれば上達できるんだな、と
感動するときもあります笑
とにかく絵を描くのが楽しい毎日です。

自己紹介

自画像ではありません笑


普段はマーケティング会社で記事を作る仕事をしています。

絵とは無縁で、作家活動を始めよう!と決意したのも今年に入ってからです。

おとぎ話のような世界観、特に「挿絵の黄金時代」と呼ばれる1900年代初期ヨーロッパ挿絵が大好きです。

日本の作家さんなら、竹久夢二と中原淳一は永遠の憧れです。


祖父のギフト

さて、また絵を描こうと思ったきっかけの話に戻りたいと思います。

去年、祖父が亡くなりました。 
これはそのときに描いたものです。

「あなたは永遠に心の中に」という意味を込めました。


私はおじいちゃん子だったうえ、
身近な家族の死は大人になってから初めてのことでした。

祖父はここ数年ほとんど寝たきりだったので
ある程度覚悟はできていたものの
いざその時が来るとたくさんの思い出が蘇り、、、
どうしてこんなに涙が出るのかというほど、お別れの日までずっと泣いていました。



祖父の死をきっかけに親族が集まり
お通夜のあと、数十年ぶりに
みんなでご飯を食べていたら...

従姉妹が

「RURIちゃんが描いてくれた絵、まだ取ってあるんだ」

と一言。


従姉妹は春休み、夏休み、年末年始と
祖父母の家に集まるたびに

「RURIちゃん、絵を描いて」

とおねだりしてくれました。


それは小学低学年から中学生になる頃まで続き
上手に描けるか心配しつつ
嬉しかったことを覚えています。


従姉妹はそのときの絵を、
まだ取ってあると教えてくれたのです。

もう何十年も経って、
本人は何を描いたかも思い出せないのに。。。
なんとありがたく、尊いことだ涙

そしていつも描いたあと「ありがとう」と
嬉しそうに言ってくれた
幼き従姉妹の笑顔も思い出しました。


その時に思いました。


1人でも喜んでくれる人がいるなら、
また絵を描きたい。

何かを始めるのに、遅すぎることはない


まさかこの年齢になって、
夢中で絵を描く日がくるとは思いませんでした。

それはもう仕事が終わって
空いた時間があればずっとです笑


でも、大人になってこんなに楽しくて
夢中になれることと再会できたなんて
とんでもない幸福ではないでしょうか?


もしかして、祖父がくれたギフトかも。




10代、20代の頃に絵本作家に憧れたこともありました。
「でも私にはそんな才能はない」と、考えるのをやめました。


今になって思うのは
少しでも好きなこと、やりたいことはやったほうがいい。
細々とでもいいから、続けていればいい。
何かを始めるのに遅過ぎるというのはない、ということ。 

現に今私は、毎日がとても楽しいのです。


そして今、この時代。
ネットやSNSのおかげで絵を仕事にできるチャンスがたくさんあります。

別に仕事にしなくても、
自分の絵を見てもらう機会を作ることもできる。


子どもの頃はこんな未来を想像しませんでした。
今の時代を生きていることを幸福に思います。


今年はたくさん絵を描いて、
どんどん頭の中に浮かんだ世界を描けるようになりたいです。

最後に

四十九日で祖父のお墓に納骨するとき
祖母に「おじいちゃんは夢に出てくる?」と聞いてみました。

すると「(病院から)家に帰ってきてからね、よく夢に出てくるよ」と言うのです。

思わず
「ええー!素敵だね。おじいちゃんはどんな姿なの?」と聞いてみたら

「若いよ」と。

そんな夢の中の二人を描きました。

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