ほぼひとりごと(9月25日(火))
(写真は、シンガポールへの飛行機から見た、マラッカ海峡です)
#損害保険 #マラッカ海峡シーレーン #イラン・イラク戦争
(マラッカ海峡から、イラン・イラク戦争のころを思い出しました)
今日は、いろいろな方の尽力で、世話をしてもらった、損害保険会社の月2回の勤務の日。久しぶりに、大手町に9時まで。ここ10年ほど、逆方向だったり、早い時間を選んで、ラッシュの混雑を避けていましたので、今日も7時半前に近くまで移動しました。
大手町の2つ手前の駅で降りて、丸の内を歩いて、途中、コーヒーを飲んだり、ベンチに座って、人の動きや、風の動きを感じたりしました。アドバイザーなので、あまり早くに出勤するのは、迷惑かなと思ったこともあります。8月からの勤務で、今日4回目でした。
この会社とは、自動車保険や、海外旅行傷害保険だけでなく、会社として必要な役員向け保険の提案をしてもらったことがあります。さらに、その前、通産省の中東担当だった時、イラン・イラク戦争時のシャトルアラブ河流域でのタンカー向け戦争保険料率などについて、教えてもらいました。
今日の写真のマラッカ海峡は、中東からの原油輸送では必ず、通るところです。シャトルアラブ河から、マラッカ海峡を越えて日本へ。大変な距離だと実感しました。昔、シーレーンをどうするかという話題がありましたが、まさに、石油資源のなかった日本にとっての生命線でした。
イラン・イラク戦争の際、シャトルアラブ河に停泊しているタンカーの戦争保険料率は、日々変化をしていました。毎朝、損保会社に電話をして、今日の料率を聞くのが、私の仕事でした。料率の決まる仕組みなど、わからないことばかり。新鮮な事実でした。
40年近く前に経験したことです。世の中って、いろいろな仕組みで成り立っているということを痛感した記憶があります。去年暮れに、飛行機から撮ったマラッカ海峡の写真を思いながら、大手町でこんなことを考えました。忘れられません。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?