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下北沢駅(ほぼひとりごと(2020年6月6日(土)))

(写真は、下北沢駅に出来たビルから撮った、世田谷代田駅方向の空き地です。ここを電車が通っていたとは思えません)

#下北沢 #茶沢通り #空き地


三軒茶屋交差点から両側1車線づつで、路線バスも走っている茶沢通りは、下北沢から先のところで狭い道になります。いろいろなものが凝縮している下北沢の街に溶けてしまっているようです。


京王井の頭線と小田急線が交差する下北沢駅は、乗り降りや乗り換えで利用者がたくさんいる割に狭く、ダイヤが乱れて、人が増えると、ホームの狭くなっている部分など、線路に落ちてしまいそうでした。


駅前には、戦後から変わっていないような闇市風の店が並び、ここでしか売っていないような、輸入食料品などを売っていました。本多劇場のような、アングラ系の小劇場のある奥深い街です。


長い間、計画だけだった小田急線複々線化が、下北沢駅が地下に引っ越すことで一気に進みました。永遠に計画中になるのかと思っていたのが、2013年に地上から電車の姿が消えました。


5年後の2018年には、各駅停車や一部の準急が停まる地下一階のホームが完成し、急行用の地下二階のホームとあわせ、向ヶ丘遊園から代々木上原までの複々線化が完成しました。


世田谷代田駅から、下北沢、東北沢の3駅は、地下線化され、地上からは線路が消え、跡地利用が進み始めています。今のところ、世田谷代田駅付近をのぞき、工事中で、全貌はわかりません。


下北沢駅の世田谷代田駅方向の地上線路跡は、単なる空き地のままになっています。あまりきれいに整備されると、混沌とした下北沢の街の魅力が消えてしまうのではと心配になります。

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