「アイ・アムまきもと」を見て

初めまして、さらと申します。
最近見た映画の感想をここに記しておこうと思います。

9/30 公開　「アイ・アムまきもと」
上映時間:105分　監督:水田伸生さん

10/1に映画館にて視聴。
［ネタバレ注意］

阿部サダヲさん演じる牧本さんの、映画の最初と最後のシーンを対比してみました。

はじめ: 自分の墓で幸せそうな顔をして寝転ぶ。まだ死んでいないが、誰にも迷惑をかけないように既に購入済み。牧本さんの性格が見られる。

さいご: フィルム越しの白鳥を追って車に轢かれる。
そして「頑張った、頑張った、、、疲れた」と述べながら涙を流す。頭部からの血が地面を濡らす。

　牧本さんにとって「おみおくりの仕事」とは、故人の為に集まらない親族に、何としてでも葬式に参加してほしいという願いを込めて行われていると考える。そのため牧本さんは多くの親族に「もういいです、あとは宜しくお願いします。」と言われてしまう。

　そんななか出会った塔子。初めは牧本さんに警戒するが、段々心を開き最後は亡くなった父親のことをもっと知りたい、と話すようになる。

それが嬉しかったんだよなぁ、、牧本さん…。

　塔子の好きな白鳥を写真に収めてやろうと一眼レフカメラを買い、ウキウキな気持ちでレンズを覗くと、本当に白鳥がいたんだ。都会に大きな翼を広げ飛び立つ2羽の白鳥が牧本さんの頭上を超えてどこまでも羽ばたいていったんだ。
　もう一度レンズを覗いた時には牧本さんはもう…。

　牧本さんの優しい気持ち、迷惑だけど真っ直ぐに人と向き合う純粋な心、それに"まき"こまれつつも一緒に歩みを進める仲間たち。沢山の出会い、素敵な仲間に出逢いながら牧本さんも白鳥と大空を羽ばたいていったんだろうなぁ、、、

映画の感想
ストーリー　★★★★★
エンターテイメント　★★
映像の綺麗さ　★★★★★
また見たい　★★★★★

　今回見た映画は面白さよりもしんみりする内容でした。素直で純粋なシーンもありクスッと笑えるシーンも少しだけありました。阿部サダヲさんの演技力はいつ見てもすごいなぁ、

拙い文章ですが、最後まで読んでくださり有難うございました。
次回もまた映画の感想等をあげていく予定です。
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