短歌って自動書記とそっくりでこゝろの声が聴こえるんだよ / はゆさく
太陽を春に食らったTシャツの陽だまりが夏を追い越してたよ/はゆき咲くら
いま寝たらベッドに埋もれてしまいそうカーテン越しに夕陽ひろがる/はゆき咲くら
ちょうどいいところでメールが届いたり痒いところに手が届いたり/はゆき咲くら
かごめかごめ クラスメイトというだけで甘えてた過去を引きずるいまも/はゆき咲くら
こもれびにに背中の重みをあずけてるわたしに猫がお腹を見せる/はゆき咲くら
いつになく照れるあなたに月夜だと気づいてしまう膝を合わせた/はゆき咲くら うたの日テーマ『 照 』
みどりさん、ゆうさん、こんにちは!当日も文字お越しも、本当に本当にありがとうございました!! 大変遅くなりましたが、ご感想のご感想を書かせていただきました! これほどまでに熱く語っていただけて感謝の気持ちでいっぱいです! 以下は、noteに文字お越しくださった内容に沿って書かせていただきます! みどりさん、ゆうさん、お聞きくださった皆様へ心から感謝を込めて♡ 常盤みどりさんが選んでくれた私の短歌 ⋆┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈⋆ デパートで黒子に徹す制服を似合う
食卓を飾ったカレーや寝かされて冷凍パンと生まれ変わるる/はゆき咲くら
あたりまえがまえでなくなる今ここが記念日となる宴うたかたに/はゆさく(はゆき咲くら) 『 うたの日10周年 』
天国にもたれるキミの指先がめくるめく本の中に住みたい/はゆき咲くら
動じずにたたずむキミになりたくて冷めたコーヒーといただくカヌレ/はゆき咲くら
白い服着て集まったエキストラこぼれてしまうゴーストとなり/はゆき咲くら
ヒビ割れてどこを刺しても響かない気がするだけの日々ポップコーン/はゆき咲くら
泣きながら腕のかさぶたもてあそぶ消せなくなると分かっていても/はゆき咲くら テーマ「泣きながら」
二十五時 爪で引っ掻くふうの声 パ パ パヤパ パヤ パヤパ パパパヤパ/はゆき咲くら